3日(日)、義塾野球部は春の六大学野球リーグ慶早2回戦に臨むも、早稲田大学(以下、早稲田)に11-4で敗れた。ともに1勝1敗となったため、明日4日(月)に慶早3回戦が行われる予定となった。勝った方に慶早戦の勝ち点が入る。


 前日の段階では雨も心配されたが、神宮球場は時折日が差し込むほどの天候に恵まれた。
 この日の義塾の先発はリーグ戦初先発となる山形晃平(法3)。前日リリーフした竹内大助(環4)の先発は回避された。対する早稲田は2年生左腕、髙梨雄平が先発。

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義塾が延長戦で勝利を収めた前日の勢いそのままに先手を取る。初回裏、2番佐藤旭(商2)が四球を選ぶと2塁を盗塁。揺さぶれた早稲田・髙梨は3番横尾俊建(総1)にも四球を与える。その後すかさず佐藤旭が2つ目の盗塁で3塁を陥れると4番山崎錬(商4)がヒットで応える。センター前に運び、1点を先制する。

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だが、早稲田は直後に一振りで勝負を振り出しに戻す。2回表、4番杉山翔大が白球をスタンドへ運び、W1-1K。

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流れを掴むために次の1点が是が非でも欲しい義塾だが、4回表、早稲田は4番杉山が四球を選び、続く5番の地引雄貴の送りバントなどで2死3塁を作る。早稲田も5番にバントを命じて次の1点をがむしゃらに取りに来る。するとここで義塾・山形がワイルドピッチ。試合の流れを決する2点目が先に早稲田に入る。W2-1K。

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2点目を取った早稲田は勢いに乗る。暴投の直後、8番ピッチャーの髙梨が安打を放ち、攻撃の手を緩めない。義塾はここで山形を諦め、只野尚彦(商4)へとスイッチ。

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代わった只野は9番東條航に四球を与え、2死ながら満塁のピンチを迎える。打席には1番中村奨吾。大飛球は外野フライかと思われたが、無情にもレフトスタンド最前列に飛び込む満塁本塁打。W6-1Kと大差をつけられ、試合の勝敗は事実上決した。

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義塾は3回から7回まで毎回安打が出るもタイムリーが出ない。早稲田・髙梨の前に残塁の山を築いてしまった。

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5回からは慶應湘南藤沢高校出身の竹林慎太朗(商3)をマウンドに送り出すも、早稲田の勢いを止められない。

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7回には2死3塁から早稲田の代打髙橋直樹がレフトスタンドに2ランホームランを叩きこみ、W8-1K。義塾に残されていた一縷の望みを断ち切る

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7回裏に2点を返し、8回はエース竹内大が、9回は守護神福谷浩司(理4)がマウンドに向かったが、時すでに遅し。W11-4Kで敗れた。

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明日予定されている3回戦に勝ったほうが慶早戦の勝ち越しとなる。是非神宮へ応援に行って欲しい。
 なお、明日4日(月)に試合が予定されたため、この時点で明日の第1時限は休講が確定。(第1,2時限連続の授業の場合は、第2時限も休講確定)
 8:30までに試合の中止が決定されない場合は第2時限、さらに10:30までに試合の中止が決定されない場合は第3時限も休講となる。