13日(土)、六大学野球春のリーグ戦が開幕する。去年は春・秋ともに3位で終わり、今年こそ優勝を狙いたい義塾野球部に、3人の新入生がベンチ入りした。優勝への起爆剤となるのか、3人の活躍に期待がかかる。


 ベンチ入りしたのは、慶應義塾高校出身の、加藤拓也選手(法1)と齋藤大輝選手(商1)、そして静岡高校出身の渡邉義選手(環1)の3人。加藤選手と渡邉選手は投手、齋藤選手は外野手だ。



 去年まで2枚看板として活躍してきた竹内大助選手(13年環卒)と、福谷浩司選手(13年理工卒)が卒業。投手力を欠いていた義塾野球部だったが、その穴を埋めるべくベンチ入りしたのが、右腕の加藤選手と、左腕の渡邉選手だ。

 加藤選手は去年、慶應義塾高校のエースとして活躍。捕手からコンバートされた加藤選手は、肩の強さを生かした速球が持ち味。テンポよく投げて、打者にペースをつかませないのが特徴だ。背番号は36。

 渡邉選手は、キレのある直球を持った速球派。高校2年生の時に甲子園を経験、3年生の時は秋春連続で東海大会出場を果たすなど、実力も十分だ。背番号は35。



 また、外野手としてベンチ入りした齋藤選手は高校時代、上位打線として活躍。義塾の打線にもさらに厚みが増すだろう。もともと投手からコンバートされたこともあり、守備での活躍も期待される。去年、上位打線の外野手として出場していた辰巳智大選手(文4)の後継としても、これからが楽しみな選手だ。背番号は31。



 フレッシュな新戦力を加えた義塾野球部の初戦は、13日(土)の2試合目に立教大学と対戦する。それ以降の試合日程は、以下の通り。

4月13日(土)-14日(日)立教大学戦
4月27日(土)-28日(日)法政大学戦
5月4日(土)-5日(日)東京大学戦
5月18日(土)-19日(日)明治大学戦
6月1日(土)-2日(日)早稲田大学戦

 優勝に向けて、初戦相手の立教大学とどのような試合を展開するのか、新体制の義塾野球部の戦いに注目が集まる。ぜひ神宮球場に駆けつけて応援しよう。