12月1日(日)、SFCの吹奏楽サークル「SFC Wind Orchestra Dolce」(以下Dolce)は第22回定期演奏会を開催する。会場は相模大野駅から徒歩5分の相模女子大学グリーンホールで、開場13:00、開演13:30の予定。入場料は無料だ。


 今回は、2週間後に迫る定期演奏会について、Dolce代表者である清水茂樹さん(総3)、定期演奏会係の玉置南歩さん(総2)、そして指揮者を務める川越一磨さん(総4)に話を聞いた。

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–Dolceでは、定期演奏会をどのような活動として位置付けていますか?

Dolceにとって、定期演奏会は1年の集大成です。60人を超える部員が、約1200人を収容できる大ホールでの演奏へ向けて、日々練習に励んでいます。今年は例年に比べて2週間ほど演奏会までの期間が長いので、その期間をフルに活用してクオリティを上げ、自分たちの作れる最高の音楽をお客さんにお届けできたらなと考えています。


–今回の演奏会で、特に力を注いでいることを教えてください。

今回の定期演奏会は3部構成で、約2時間を予定しています。部ごとに雰囲気を変えるなど、お客さんに楽しんでいただけるような取り組みをしています。

 なかでも特に力を入れているのが、ポップス曲を中心に演奏する第2部です。昨年は「タイムトラベル」というテーマを設けて、タイムマシンなどのセットを作って設置したり、映像を流したりすることによって、タイムトラベルの雰囲気を出せるように工夫しました。今年も、第2部はお客さんと楽しい時間を共有出来るようなテーマや演出を用意していますが、それは来てからのお楽しみということで。

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–定期演奏会以外では、どんな活動をされてますか?

定期演奏会の他にも様々な所で演奏活動をしています。例えば七夕祭ではステージ上で演奏をし、秋祭では教室を借りてアンサンブルカフェを開きました。

 また、毎年9月にある東京ディズニーリゾートでの公演は、定期演奏会に並ぶ1大イベントです。これはディズニーが主催する「ミュージック・フェスティバル・プログラム」で、今年で5年連続オーディションに合格し、9月12日(木)にディズニーシーのステージで演奏させていただくことができました。

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–来場されるお客さんに、ぜひ注目してもらいたい、というところはありますか?

Dolceの奏でる音楽を聴いていただきたいのはもちろん、同時に、部員1人1人を見てほしいと思います。Dolceでは部員間のコミュニケーションを大事にしていて、部員みんなで和気あいあいと音楽を楽しめればいいな、というスタンスで日頃からやっています。部員が音楽を楽しめば、お客さんも楽しんでくれるんじゃないかと。

 ぜひ奏者に注目して、あの人すごく楽しそうに吹いてるなあとか、あの人すごい速さで指動かしてるなあとか、そういったところにも注目して演奏会を楽しんでいただけると嬉しいです。

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 今年は広報活動にも力を入れているという。κ館,ε館,ι館,ο館に置かれている看板にはDolceのポスターがぎっしりと貼られていて目を引く。「なるべく多くの方に演奏会を聴きに来てもらえると、部員一同喜びます」と玉置さん。演奏会に興味を持った方は、ぜひ会場へ足を運んでみてはいかがだろうか。