善行雑学大学より、第175回講座のお知らせです。


・日時: 2013年12月15日(日) 14:00-16:00

・会場: 善行公民館ホール

・テーマ: 「平穏死」という選択

・講師: 石飛 幸三氏(特別養護老人ホーム 芦花ホーム医師、元東京都済生会中央病院 副院長)



 従来、医療は延命を目的にして来ました。法律も命を延ばせるのに延ばさないと

罰する立場をとって来ました。

 しかし、どんなに長生きしたい人にも何れ老衰の最期が来ます。延ばそうとすることが最後の時間を乱し、本人並びに家族を苦しめるとすると、この際医療の意味は見直されるべきだと多くの人が考え始めています。

 未だ延命治療法が発達する前の明治時代の刑法を引きずって、命を延ばす方法があるなら、しないと責任を問われるのではないか、取りあえずしておけば責任を問われないだろうと得意の問題先送り、保身、世界一の高齢社会を迎えて多くの国民がこれではおかしいと気がついて来たのです。

 老衰末期で「死ぬのだから食べない」人に、「食べさせないから死ぬのだ」と錯覚して、しっかり食べさせなければいけないと無理強いする、誤嚥性肺炎は起こるべくして起きているのです。



・お問合せ先

宮田英夫 

TEL: 0466-82-0517

※会員以外の一般の方は資料代他として400円が必要となります     



[次回 第176回講座のご案内]

・日時: 2014年1月19日(日) 14:00-16:00

・会場: 善行公民館ホール           

・テーマ: 「日本の新しい医療国際協力」          

・講師: 山本 修三氏(社団法人メディカル・エクセレンス・ジャパン初代理事長、日本病院会名誉会長)



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