ASEAN共通の課題に取り組むリーダーを育てることを目的としたEBAプログラムでは、夏季休校期間中の8月17日(火)-26日(木)に実施するベトナムでのフィールドワークに参加する学生を募集している。応募条件などは以下の通り。

ベトナムで1週間 枯葉剤・ダイオキシンの問題にアプローチ

EBAプログラムとは、慶應義塾大学を中心としてASEAN諸国の7大学が参加する文部科学省補助金事業だ。ASEAN諸国に共通する「健康・公衆衛生」「環境・エネルギー」「防災・セキュリティ」の分野において問題発見・解決を行えるグローバルなリーダーを育成することを目的として、2013年からフィールドワークやインターンシップを行っている。

今回のフィールドワークのテーマは、ベトナム戦争における枯葉剤やダイオキシンの問題と、現在まで続くその影響についてだ。これらの課題について、公衆衛生と環境の2つの観点からアプローチする。実際にベトナムのプーケット等へ訪れ、ベトナム戦争当時の被害や、枯葉剤のAgent Orangeやダイオキシンによる影響、現在も続く農業環境の汚染などについて学ぶ。その上で、学生同士で学際的な議論をし、「今私たちに何ができるか」を考える。

募集条件 応募は6月6日(月)までに!

募集要項は以下の通り。

参加資格 慶應義塾大学学部生および大学院生
(現地でのプログラムに積極的に参加できる英語力を有すること)
募集人数 5名程度
参加方法 以下の書類を6月6日(月)23:59までに[email protected] 宛に提出。 メールのタイトルは「Vietnam Fieldwork 2016 Application- 氏名(ローマ字)」とする。 ・申請用紙はこちらからダウンロードできる。 ・本フィールドワークのテーマにおける興味・関心についてのエッセイ(300字、日本語または英語)

また、日本国籍の学生の場合、一定の成績基準を満たしているとJASSO奨学金より7万円の奨学金を受給することができる。これを申請する場合、前学年分の成績表 (詳しくは塾生サイトの該当記事奨学金について)が必要になる。

なお、選考結果や奨学金の申請結果は6月10日(金)までに連絡がある。

参加すれば単位申請もできるEBAプログラムのフィールドワーク。実際に現地ベトナムを訪れ、戦争やその影響について考える夏休みにしてもいいのではないだろうか。

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