7日、SFC事務室は、大学院棟会議室予約システムに対して学外から不正アクセスが行われていたことを発表した。発表の全文はこちらから確認できる。

主に4月12日に行われた不正アクセスにより、利用者が予約時に登録した個人情報、延べ6,507件が漏洩した可能性があることが判明しているという。

現時点での二次被害は無し

今回漏洩した可能性のある情報は、2013年12月20日から2021年4月12日の間、大学院棟会議室の予約情報として登録された氏名、電話番号、メールアドレス、所属コードだ。在校生や教職員だけではなく、卒業者や離籍者の情報も含まれている。なお、現時点で二次被害は確認されていない。

ほかのシステムにおいても不正アクセスを受けた可能性はあったが、ログファイル等の記録を精査した結果、現時点では個人情報漏洩の被害は確認されていないという。

現在、すでにサービスは停止され、6日には対象者に個別連絡が済んでいるほか、関係省庁・機関への被害の報告も適切に行っているそうだ。なお、本件における窓口はこちら

大学は今回の不正アクセス事案をふまえ、外部の専門機関とも連携しながら、さらなるセキュリティの強化に努めていくという。

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