30日、六大学野球秋季リーグ戦早慶戦1試合目が行われた。試合結果は早5-3慶で早稲田の勝利となった。

今年もやってきた、秋の早慶戦!

今回の早慶戦は新型コロナウイルス感染対策のため、観客数は10,000人以下に制限され、全席指定席での開催となった。また、例年1、3塁側を中心に早慶それぞれの応援部が活動していたが、今回は外野席からの応援となった。

また、義塾からは正木智也が福岡ソフトバンクホークスに、渡部遼人がオリックスバファローズにドラフト指名を受けている。早稲田からは徳山壮磨が横浜DeNAベイスターズに、西垣雅矢が東北楽天ゴールデンイーグルスにドラフト指名されている。

試合経過は以下の通り。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
早	0	0	4	1	0	0	0	0	0	5
慶	0	2	0	0	0	0	0	0	1	3

義塾は今日早稲田に勝利すればリーグ戦優勝となったが、結果は早5-3慶で早稲田の勝利となった。秋季リーグ戦無敗の義塾に早稲田が待ったをかけたことになる。
なお、早稲田は義塾に2勝すれば優勝となるため、明日31日の早慶戦は優勝をかけた試合になる。

義塾が2点先制するも逆転を許す

義塾のスターティングメンバーは以下の通り。

義塾の先発投手は森田、早稲田の先発投手は西垣。

先制点をあげたのは義塾。
2回裏、5番橋本がヒットで出塁すると、続く6番廣瀬がホームランを放ち2点の先制に成功する。

ところが、直後の3回表。1番中川をフォアボールで出してしまい、2番福本と3番蛭間に続けてヒットを出され、3点を入れられ早稲田に逆転される。さらにその回、5番丸山にヒットを打たれ、1点の追加点を入れられてしまう。

4回表では義塾は投手を笠井に交代するが、勢いに乗る早稲田は止められない。1番中川にヒットを打たれ、早稲田走者の帰還を許しさらに1点を追加される。早5-2慶と3点を追う展開に。

なんとか逆転をしたい義塾だったが、早稲田の投手、西垣がそうはさせない。

6回裏、投手の暴投からチャンスを広げ、1アウト3塁に持ち込むが攻めきることができない。

8回裏、8番朝日がヒット、1番渡部の出塁が続き、続く2番萩尾のフライで義塾はツーアウト1塁3塁のチャンスを得る。さらにツーアウト2塁3塁までチャンスを広げるが攻めきれず、この回も得点ができずに終わった。

9回表、義塾は投手を生井に交代。とどめを刺したい早稲田から代打橘内が出塁し、ツーアウト3塁まで持ち込まれる。しかし義塾はこれを守りきり、追加点を許さない。

9回裏、早稲田は8回を投げきった西垣に代わり、ドラフト2位指名されたエース徳山が登板する。

義塾は4番の正木がライト前ヒットで出塁すると、代走石川が2塁3塁と進み、6番廣瀬のゴロでホームに帰り1点を巻き返した。さらに続く7番福井がヒットを放ち出塁し、チャンスを広げる。

逆転を決めたい義塾だったが、エース徳山に抑えられ慶3-5早で試合終了。義塾無敗優勝への道は途絶えた。

初戦に敗れた義塾。明日のリーグ優勝をかけた早慶戦では絶対に勝利して優勝を決めたいところだ。

なお、球場ではチケットを販売しておらず、前売り販売のみとなっている。球場で観戦したい場合は、明日31日14時までに前売りチケットを購入しよう。チケットはチケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで販売している。

また、義塾が優勝した場合、優勝準備委員会YouTubeチャンネルにて、優勝記念祝賀会がオンライン配信される。自宅でも義塾の優勝を祝うことができるので要チェックだ。詳細はこちらから確認してほしい。