21日からSFC活動制限レベル3へ 指針一部変更し柔軟に
土屋大洋総合政策学部長、脇田玲環境情報学部学部長、加藤文俊政策・メディア委員長と廣田とし子湘南藤沢事務長らは連名で19日、SFCの活動制限レベルを21日から再びレベル3に引き上げることを発表した。
今回の引き上げは、12日に発令された東京都への4度目の緊急事態宣言を受けて発表されたとみられる。レベル3への引き上げは今回で3度目となった。
制限指針の表現を一部変更
同日、「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための教育・研究活動の制限指針」の一部表現も改定された。
これまで「レベル」として数字のみで書かれていたものは「感染症リスクレベル」として意味を明確にし、講義開講期間、長期休業期間、試験期間等の違い等による、柔軟な対応を可能とした。
また、教育活動と学生の課外活動のレベル2の活動制限目安を「可能な限りオンライン」から「対面とオンライン」に、レベル3を「オンライン」から「可能な限りオンライン」にし、より明確な形での指針へと変えた。
通常授業終了後の発表とはなったものの、実施予定である「夏期特別研究プロジェクトは『可能な限りオンライン』としますが、十分な学習効果を得るために必要であればオンキャンパスで実施することは可能」とし、現行の活動に配慮した。
1回目の職域接種 5万人弱が予約
三田キャンパスでの職域接種の1回目の新型コロナウイルスワクチン接種を終えた今週、職域接種状況等は以下の通りとなった。
ワクチン予約状況
- 接種予約者: 49,184人 (7月30日 9:00時点)
ワクチン接種状況
- 期間: 6月21日-7月17日
- 学内関係者(学生、教職員、教職員の同居家族等): 31,949人
- キャンパスで働いている関係会社の方: 1,183人
- 他大学等の留学予定者: 1,926人
- 合計43,202人
罹患した際や罹患が疑われる際には必ずこちらから連絡を入れることが求められている。
秋学期もオンライン授業併用継続
10月1日(金)から始まる秋学期については「十分な感染防止対策を講じたうえで対面授業とオンライン授業の併用を継続」する予定だという。
秋学期末定期試験についてはオンキャンパスで実施予定としているものの、具体的な授業形態については9月6日(月)以降、keio.jpにて発表されるという。
29日には埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県も対象地域に加わり、8月31日(火)まで緊急事態宣言が発令されることがわかった。東京五輪・パラリンピックが開催されるなか、まだまだ気の緩められない日々が続く。毎日の生活習慣や手洗いうがい、そして身の回りの人への配慮を忘れず、夏期休暇を過ごしたい。