一年生の皆さんはそろそろパスワードの変更時期でありませんか?
 せっかくの定期的なパスワード変更ですから、なるべく強度が強くて覚えやすいパスワード作りを心がけましょう。今回は4つの悪い例を通して、パスワード作りを考えていただきたいと思います。

パスワードを紙に書いて貼らない

せっかく複雑で強いパスワードをつくっても、パソコンに貼り付けたり、ノートやファイルに堂々と書いたら誰かに見られてしまうかもしれません…。なるべく忘れにくいものにして書かないようにしましょう。

貼り付け

画面が見えません

誕生日や名前、ユーザ名は使わない

誕生日や名前、ユーザ名など他人から推測されやすい要素でパスワードを作るのはやめましょう。ユーザ本人の情報から推測されてしまいます。

ユーザ名:12Yh!kkM0ca3kuBetE89

ユーザ名を長くしてもだめです

既存の単語はそのまま使わない

攻撃者はパスワードを、辞書に存在したり、ありがちな単語などで総当たりするかもしれません。辞書に存在するような単語だけでパスワードを作るのは避けた方がよいでしょう。

辞書を広げて

熱心さだけは伝わってきます

数字のみ、アルファベットのみのパスワードは避ける

文字の種類が限られていると、複雑さが下がってしまいます。記号を組み合わせる、大文字小文字を区別するなどして複雑にしましょう。

記号のみのパスワード

"組み合わせ"ましょう!!

あなた”だけが”わかるものを

長々と見てきましたが、なるべく複雑かつ長いパスワードを作ることが大切です。そして、パスワードを他の人に見られたり、または教えたりしないようにしましょう。不正にログインされてしまうと自分だけでなく他人に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。たくさんのパスワードやアカウントをお持ちの方は、IDマネージャ等も活用して上手に管理しましょう!