2013年10月12日土曜日、任天堂から「ポケットモンスターX・Y」が発売されました(以下、ポケモン)。1番最初のゲームはポケモンの緑という思い出があります。(最近は初期版のポケモンをプレイしたことのない人がいるみたいです)。3DSを持ってなかった僕ですが、ポケモンのために同時購入しました。自宅でやるだけでは時間が足りないので、学校でやることにしました。やる時間は、そう授業中です。今回は、授業中にポケモンをやってみて、思ったことをつらつらと述べたいと思います。何か考えるきっかけになればと思います。なお、ステルスマーケティングではありません。

数人から送られてくるパワー

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   パソコンを広げ教授に見えないようにポケモンをやります。授業がたんたんと進んでいく中、僕はたんたんと進めていきます。今回のポケモンは、周囲でポケモンを行っている人が表示される機能があります。そこで表示された人へ、ポケモンバトルが優位にすすむ「パワー」を渡すことができます。  僕はポケモンをすすめユーザーを確認しました。SFCの大教室の授業中には、なんとログインしているユーザーがたくさんいました。さらに、パワーが続々と送られてきます。僕自身も含めて、みんな授業聞いてないのかと思いました。ポケモンしながら授業を聴いてないこと、ここに僕は引っかかるものがありました。ポケモンではなくても、僕らは授業を聴いているのでしょうか?

授業中はTwitterがはかどる

 ポケモンがなかったら僕らは授業を聴くか聴かないのか。答えは、後者だと思います。僕らはTwitterやらFacebookやらLINEやらSkypeやらYouTubeに精をだしていると思います。これは環境が特殊なSFCだからではないでしょうか?たしかに、授業にでてきたわからない単語を検索し、意味を理解することなどはできます。しかし、それ以上に授業とは関係のないことをしやすい環境であることは間違いないと思います。授業の理解を円滑に進めるパソコンが、実は授業の理解どころかそれを妨げてしまうようなことになっていると思います。本末転倒です。

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僕は少しだけ悔しくなります

 ポケモンやTwitterで授業を聴かずにおえました。当たり前のように、授業の内容は頭にありません。ここで、いつも思うことが2つあります。1つは、ちゃんと授業を聴いていればよかったこと。周りの人が意気揚々と授業について語っている傍ら、僕は横を黙って通りすぎていきます。いたずらに時間を無駄にしてしまったと思います。親に申し訳ないなと思うこともしばしば。  もう1つは、自分何をやっているんだということ。やりたいことをやるために自分自身で選んだキャンパス。そこで、自分が取りたい授業をとったのに、そこで関係のないことをやる自分に冷たい目を向けたくなります。授業中に発言をする人を「意識高い」と揶揄しながら、それを羨ましくも思います。授業中にポケモンをやってみたら、楽しい以上に自分を見損なうような気持ちになりました。大学生活の半分がすぎていく中で、なかだるみしているのかもしれません。

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 やりたいことをやるために入学したはずなのに、楽しさにかまけて入学時の想いを忘れていたような気がします。みなさんの中にも同じ想いを抱えている人がいるかもしれません。一年生には今抱えている情熱を忘れないで欲しいと思います。ただ息抜きも大切。ゲームは時間と場所を決めてやるのが1番です。ここまで僕が思ったことをつらつらと述べてきました。ポケモンって素晴らしいですね。何か読んで考えてくれたら嬉しいです。ありがとうございました。