高校時代、かなり万年筆のコレクションをしていました。現在はあまり活発に活動していませんが、もちろん万年筆は使っています。今年、久しぶりに万年筆愛好家の会合である、「フェンテの集い」へ出かけてきました。

一歩足を踏み入れれば、別世界

かなり久しぶりに会合に出席、ということで懐かしい皆さまにご挨拶周り。一番万年筆に熱中していた時期、お世話になった方々には、「ちゃんと大学生してるか?」や「久しぶりだねぇ」と話しかけていただけました。
そして、初めてお会いした大学一年生の方とお話。「僕はつまらないものしかもって来ませんでしたよ」という彼のコレクションを見れば

ある大学生のコレクション

ずらっとモンブランやオノトの万年筆、どれもアンティークの名品ばかり! やはりこの世界に帰ってきたんだな、と感じる瞬間でした。もちろん、ほかの方々も同じくらい、いやそれよりもっともっていらっしゃいましたよ。

もっとすごい方も

みなさん、気合はいってますね!

毎年恒例オークション&バザー

この会合では毎年恒例のオークションやバザーも行われます。持ち寄った筆記具や文房具の数々。通常お店では見られないようなものや、貴重なものがさまざまありました。オリジナルノートは私も気に入ってきて、今年分として一冊買ってきました。あいにくオークションでは落札できませんでしたが(笑)

数々のお話

そして、今回はゲスト講演として、万年筆界の有名な職人、長原親子もいらっしゃいました。50年ほど万年筆を研ぎ続けた職人の言葉にみな聞き入ってしまいます。今までユーザからのフィードバックを受けて新製品を考案したこと、自らが職人として勉強してきた過程、これからの活動予定など本音が聞けたと思います。
この講演の後も、各会員の皆様とお話。久しぶりにお会いした方や初めてお会いした方など関係なく、ひとつの趣味でつながっている仲間との交流はとても盛り上がれました。
 半日のみの参加でしたが、昔と変わらない交流の形、誰もが楽しんでいる空間は、私にとって大切なタイムカプセルなんだなぁと感じます。また来年、参加するときが楽しみでなりません。

再び増えた文具

あれれ、またコレクションが増えてる…?