SFC生なら誰もが聞いたことがあるであろう"残留"というワード。残留とは学生が様々な活動をするためにSFCに泊まり込むこと。今回は聞いたことはあるけどやったことはないという方もぜひ残留したくなるお役立ち情報を取材してきました!


 さて、残留は学生のほとんどが帰宅した23時以降に本番を迎える。真夜中のSFCはどこかミステリアスだ。
 今回残留したのはλ18教室。映像編集用のMacが並び、PCからの排熱とエアコンの影響で「もわんっ」とした空気が漂っている。さらに教室の後ろには数々の残留グッズが転がっている。

残留すると必ず出会うのは「残留おじさん」だ。残留おじさんとは残留に必要な書類を配布してくれる人である。残留用紙に必要事項を記入すればそのまま教室に泊まりこみ、作業することが出来る。

眠る場所は「床」がベターだ。人によっては椅子を並べてその上で寝たりすることもあるが、椅子はそれぞれ高さが違うので朝起きたときに足腰が痛くなる可能性があるのでおすすめできない。教室によっては布団がある場合もある

だが、よほど幸運でない限りとてつもない悪臭を放っているので、シーツ代わりにタオルを持って行くといいだろう。
 さて、一晩じっくり作業すると体もじっとりと湿ってくるので、残留後のシャワーは必須である。シャワーはアリーナで浴びるのがベターだ。だがシャワーには当たり外れがあるのでしっかり選ぶ必要がある。

おすすめは向かって一番右奥のシャワーだ。冷水しか出ないシャワーも数多くある中で、このシャワーは暖かくなるのが早く水の出方も綺麗。そしてなんといっても一番奥なので誰の目を気にすることも無くゆっくりと浴びられる。
 そして残留するにあたっては翌日の着替えや歯ブラシのことまで留意しておく必要がある。歯ブラシとタオルと下着くらいはマストで用意しておく必要があるだろう。タオルは大きめのものにしておくと、枕やシーツ簡単な防寒具にまで幅のある使い方ができるのでおすすめだ。
 以上の点を参考にしてぜひ有意義な残留ライフを送っていただきたい。