善行雑学大学より第181回講座のお知らせです。


■日時:2014年6月15日(日)14:00-16:00

■会場:​善行公民館ホール

■テーマ:『素粒子ニュートリノとノーベル賞の小柴昌俊博士』

■講師:大西 順三氏(日本地名研究所会員、善行雑学大学運営委員)

 1987年(昭和62年)2月、大マゼラン星雲に出現した超新星から地球の裏側を突き抜けてやって来た素粒子ニュートリノを、岐阜県神岡町(現飛騨市)にある鉱山の地下1,000メートルに設置された素粒子観測装置「カミオカンデ」で、小柴昌俊博士率いる東京大学宇宙線研究所のメンバーが世界で初めてキャッチしました。このことが、後に小柴博士のノーベル物理学賞受賞につながりました。



 私は神岡町の「まちおこし」のお手伝いが縁で、東京大学宇宙線研究所に出入りすることになり、その後高山市で開催された世界の宇宙物理学者が集う「ニュートリノ天体物理学国際シンポジウム」の仕事を手伝わせていただくなど、素晴らしい幾つもの経験をさせていただきました。

 今回は素粒子観測装置「カミオカンデ」設置や、ニュートリノを世界で初めてキャッチした時のエピソード、さらに発見第1号の権利を守るための海外との情報戦の様子など、あまり知られていない事柄をお話しさせていただきます。

■お問合せ先:宮田英夫 TEL:0466-82-0517

会員以外の一般の方は資料代他として500円が必要となります。



《次回 第182回講座のご案内》

■日時:2014年7月20日(日)14:00-16:00

■会場:善行公民館ホール

■テーマ:「日本にあまり知られていない"ドイツ"」

■講師:織田 正雄氏【(財)日独協会理事、湘南日独協会会長】

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