28日(木)18:00-21:00、東京21cクラブにてSFC関連ベンチャー企業・支援者の交流を目的とする第10回SIV Networking Seminarが開催される。


 当日は、Business Model Brush Up Sessionとして、SFC5期生の大越匡氏(現在はカーネギーメロン大学計算機科学部に所属)が開発した分散型SNS(Social Networking Service)エンジンの「Affelio」のビジネスモデルのブラッシュアップが行われる。その他にも、SIV Business Idea Contest 2005 1st Half表彰式などが行われる。
 「Affelio」の特徴は、分散型かつ、オープンなアーキテクチャで構成されている点で、そのユニークさから様々なメディアで既に取り上げられている。
 Affelioは中央集約的なサーバを必要としない分散型アーキテクチャにより構成されている。既存のSNSでは、知人からの招待が必要だが、Affelioでは、各自がWebサーバにAffelioプロジェクトから提供されたCGIパッケージをインストールすることにより、マイページを持ち、Affelioに参加することができる。これらの分散配置されたWebサーバが相互接続することでAffelioのソーシャルネットワークが構成される。
 また、Affelioの機能は公開されたAPIによって拡張することが可能で、ブログやWikiなどの他のシステムと統合したり、Affelioと連携したWebサービスを開発することが可能。
 Affelioのライセンスは、個人ユースは無償、ビジネスユースは有償のコマーシャルライセンスが用意されており、Affelioプロジェクトは今後、資金調達を行い、8月に法人化を予定している。
 第10回SIV Networking Seminarへの参加希望者は、SIVのWebサイトより申し込みが必要。