秋祭(あきまつり)が来週末の15日(土)、16日(日)に迫っている。「虹」というテーマの下に、秋祭実行委員会では去年の反省をふまえ、例年より広報に重点を置きながら準備を進めている。また、大掛かりなイベント、学内外諸団体との一層の協力もあり、今年は「見せる秋祭」へと変わろうとしている。


 今年のテーマは「虹」。これには、「いろいなところとの架け橋になる」ということに加えて、「色とりどりの鮮やかな祭りにする」という意味がある。また、従来通りの「地域と交流する場を設ける」という理念も健在だ。秋祭実行委員会では学外向けのクーポンを5000部発行し、近隣住宅一軒一軒にポスティングするなどして地域住民への積極的な広報を行っている。
 注目すべきイベントとしては、元外務大臣の田中眞紀子氏の公演である。当日のテーマは「この国のかたち」で、小泉内閣の総選挙大勝後という状況もあり、その公演内容に注目が集まる。また、例年のイベントも進化を遂げている。毎年恒例の花火は従来の5倍の310発の規模で展開され、同様にSFCの王と女王を決めるKing and Queenも、商品がハワイ旅行になる。さらに、看護医療学部の生徒が行う看護企画の健康診断喫茶(Nurse Caffe) 、SUBWAYとの協力企画など新企画も目白押しである。
 秋祭実行委員会広報局長の内田あやさん(環2)は「みなさん、ぜひいらしてください」コメントした。