学生団体S.A.L.がカンボジアでの地雷撤去を題材としたドキュメンタリー映画『CROSS ROAD』を制作。UFPFF国際平和映像祭にエントリーし、グランプリと地球の歩き方賞を受賞した。地雷除去という困難な題材に挑んだこの映画の監督を務めた武井裕亮さん(環3)にお話を伺った。

武井さんが、カンボジアにある地雷原の村を初めて訪れたのは、1年生の終わりの春。そこで、過去の敵対関係や世代を越えて、内戦時代に埋めた地雷の撤去に取り組む人々を見たという。
 「地雷」というテーマは、日本で生活する限り遠くなりがちな題材だ。しかしこの映画では、サブテーマとして「共感」と「追体験」を掲げている。実際に行動に移すことはエネルギーのいることだが、国際協力は「共感」から始まる。
 『CROSS ROAD』は10月7日(金)に上映される。この日は、映画上映のほか「平和」をテーマにした講演や主題歌アーティストによるライブなども行われる。国際問題への興味のあるなしに関わらず、この映画を観て、世界の現状に目を向けてみてはいかがだろうか?
【上映会詳細】
開催日 10月7日(金)
時間 19:00開演(18:30開場)
場所 成城ホール(小田急線「成城学園前」から徒歩4分)
入場料 800円
お申込み先 http://crossroad-salfilms.com/