11日(水)、SFC Open Research Forum 2012(以下ORF)の出展者説明会が行われた。今年度のテーマは、「知のbazaar(バザール)」。11月22日と23日に、昨年度と同じ東京ミッドタウンで行われる。昨年から大きく変更された点もあり、出展者は要注意だ。

ORFでコラボレーションを


 SFCの特徴は、多彩な知がダイナミックに創発されている点だ。今回のコンセプトは、その多彩な知が2日間だけまるごと東京ミッドタウンに引っ越し、外部の人にSFCの日常を体験してもらうこと。
 また、普段からSFCに居ても、他研究会の研究内容を知る機会は意外と少ない。この機会に他の学生、教授がどんな研究をしているのかを知り、良質なコラボレーションを数多く生み出すこと。それも今回のORFの大きな目的の一つだ。

統一規格の展示台を廃止し、展示の自由度が向上


 例年のORFでは、ブース展示を行う各団体に同じ展示台を貸し出していた。そのため、各団体は準備が簡単になる反面、同じような展示が多くなるというデメリットもあった。また、一部の団体では、ブースにポスターが貼付けられているだけで説明者がいないという状況も見られ、場所の無駄遣いになっていた。
 そこで、今年は統一規格の展示台を貸し出さないことになった。実行委員会から割当てられるのは更地状態の区画のみで、そこに各団体が自由に機材を配置し、オリジナルのブースを作り上げる事が出来る。
 例えば、テーブルとスツール(イス)を持ち込んで対談ができるスペースを設ける、研究室の本棚を持ち込んで研究室の雰囲気を再現する、等の工夫が可能だ。
 実施委員会側では「ロー展示台」と呼ばれるものや、ポスターを貼付けるイーゼルなどの機材レンタルを行う。また各団体名が記されたネームプレートも実施委員会で用意するとのこと。

登録締め切りは8月10日 例年より早いので注意!


 出展の形態は、「セッション企画」「ブース展示」「著書展示」の3種類に分けられる。
 「著書展示」は昨年までは無かった展示の仕方で、研究内容に関連する著書を実施委員会側で一括して展示するという形態だと言う。応募方法は、近日中に告知される予定。
 「セッション企画」「ブース展示」による出展を希望する団体は、8月10日の15:00までに下記リンクのサイトから出展登録を行う必要がある。例年より早い締め切りとなっているので、注意が必要だ。また、登録には説明会で発表されたIDとパスワードを入力する必要があるので、説明会に出席できなかった団体は、適宜実行委員会に問い合わせて欲しい。