SFCに入学の決まった新入生に対してキャンパス内を案内し、学生生活に関するアドバイスや下宿紹介を行うという企画「新入生への春休みキャンパスガイド&下宿紹介」が15日(金)まで、ε11教室で行われている。


 この企画は2001年4月に発足した福利厚生団体「Campus Village」が企画・運営しているもので、8日(金)現在で来場者は約150人にのぼり、10人前後の在学生が業者から提供された物件情報のビラを参考に相談に応じたり、24時間キャンパスという特徴を持つSFCならではの生活に関したアドバイスを行っている。
 この時期、合格した新入生がキャンパス見学に来るが、キャンパスに学生はおらず閑散としている現状から、在学生から新入生に対して出来る最初のサービスとして「キャンパスガイド」が開始された。
 発起人である安井元規さん(総2)によると、「例年大学側が主催して新入生に向けての下宿紹介は行ってきたが、もう少し紹介をしながら大学生活の相談にのれるような形式にしたかった」ため、今回のキャンパスガイドが生まれたという。新入生が単独でキャンパス見学や下宿選びに来た場合に見落とし勝ちになったり、分からなかったりする湘南台・辻堂の環境や、SFC生が多く入る寮・アパートの情報まで。同じ学生だからこそ出来るアドバイスが多く、在学生としての立場の活かされた企画になっている。
 Campus Villageは、福利厚生団体として、地域交流活動の情報共有を行いつつ学生に協力を呼びかけ、SFCの創立理念でもある「地域貢献」や地域との交流のスムーズ化を目指して活動を行っている。