8月中旬より、インターネット上においてSFC生(環3)が薬物売買に関与したという疑惑が掛かり、ネット上の匿名掲示板などで騒動が起こっている。現段階においては、正確な事実関係は明らかになっていないが、ネット以外にも週刊誌「週刊新潮」9月12日号に報道されるなど、SFC関係者の間で波紋が広がっている。


 ある情報サイトによれば、8月上旬に、インターネット上の掲示板に掲載してあった薬物販売の広告に問い合せたネットユーザが、広告主から代金の振込みを指定され、その銀行口座名が、SFC在学中の当該学生の氏名と一致したという。その情報を受け、2週間余りで、様々なネット掲示板において、合計7,000件を超える書き込みがなされている。
 この件に関して、SFC CLIP 編集部は、事実関係を確認するため、当該学生との接触を試みているが、6日23時現在、回答は寄せられていない。
 学外からも多数の問合せを受けているSFC事務室は、すでに当該学生とコンタクトを取り、本人が疑惑を全面否定していることを明かした上で、「本人が否定している以上、大学としては、それを信じるしかない」とネット上での騒動に対しては冷静な態度をとっている。
【SFC CLIP 編集部より】
 編集部では、本件に関して、ネット上での不確定要素が強い話題につき、当該学生のプライバシー保護を最優先し、前8月23日号での掲載は見合わせました。しかし、現時点では、週刊誌で報道され、SFC関係者にとっても対外的に影響のある事柄となっており、SFC内のメディアとして、本件を報じる必要があると判断しました。