日本では環境庁の主唱により、6月を「環境週間」と定めている。これに関連し、SFC内でも様々なプロジェクトが立ち上げられている。SFC CLIPでは今回、この「環境週間」関連の様々なプロジェクトに注目し、その活動やイベントを特集としてお伝えする。


 昨年度は環境問題取り組みサークル「GreenGreen」により、生協でエコ文具の販売ブースが設置されるなどの取り組みが行われていた「SFC環境週間」。今年度は、その規模をさらに拡大、Green Campus Project、SAEI、 GreenGreenという3つの環境サークルが提携し主体となって、16日(月)-20日(金)の期間中「SFC環境週間」として様々なプロジェクトやイベントなどを開催する。また、共催団体として、サイクルK、REARTHといったサークルも名を連ねている。
【ライブイベント"Earthean Night -地球人の夜-"】
 中でも、目玉の1つとなるものが、20日(金)18:00-ラウンジ1階で開催されるライブイベント"Earthean Night -地球人の夜-"。この企画は「環境問題への敷居を低くして、もっとたくさんの人に環境問題について知ってもらおう!」という趣旨で始まったという。
 ライブイベント当日は、石川幹子・環境情報学部教授による『ランドスケープ』、本郷毅史さん(環3)による『スローライフ』、厳網林・環境情報学部助教授による『環境評価』といった、SFCならではのゲストによる講演が行われる他、オーガニック食品の軽食とドリンクが付いて参加費は無料となっている。
Green*Greenの奥田紘子さん(環2)は、今回のプロジェクトに関して、「地球と自然への思いを馳せられるプログラムをそろえました。環境の大切さを感じてください!」と意気込みを語った。
【映像上映会"Earth Night Vision@環境週間"】
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s03019ra/ecoweek/project/eartheannight/top.html
 16日(月)-19日(木)の4日間、毎日19:00-21:00α館近くにて、地球や身近な環境問題に関する映像作品が上映される。
【環境関連書籍メディアに展示】
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s03019ra/ecoweek/project/books.html
 メディアセンター2階データベースコンサルタント前に、環境問題に関する図書が展示される。環境問題関連の図書の中でも、専門的な知識を必要としない、読みやすいものが集められ、設置される。
【環境目安箱の設置】
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s03019ra/ecoweek/project/oppinion.html
 「キャンパス内の環境を改善するにはどうすれば良いか?」というアイディアを学生から募るため、κ、ε、ι、ο各館1階掲示板およびΩ、α館入口に「目安箱」が設置される。学生、教職員共に参加するGCP(グリーンキャンパスプロジェクト)の運営委員会で報告され、学生にフィーバックされる予定である。
【生協で間伐材の割り箸導入とパネル展示】
 期間中、生協の割り箸が、間伐材を原料とするものへと交換される他、食堂内では環境問題に関するパネル展示が行われる。
【REARTH古着回収とフリーマーケット】
 共催団体「REARTH」主催で、期間中、古着の回収が行われ、最終日の20日(金)に、芝生にてフリーマーケットが開催される。この売上金は、ロシア沿岸地区の孤児院などで活動している"Let’s be friends"というボランティア団体に寄付される予定。