6月22日(日)、夏至の夜。8:00から2時間にわたり、電気を消してろうそくを灯そう。


 坂本龍一(音楽家)、辻信一(明治学院大学教授/ナマケモノ倶楽部世話人)ら個人のほか、環境省、岩手県知事、NECなどの団体の賛同協力のもと、この「スロー」なイベントは開催される。
 このプロジェクトの進行状況を表す「キャンドルスケープ」の設計、およびイベントのキャンペーンには、SFCの学生有志やWIDEプロジェクトが参加している。「キャンドルスケープ」は、イベントに参加表明があった場合、インターネットと携帯電話から郵便番号7桁を送るだけで、自分の参加表明がウェブ上に表示される仕掛け。すでに、インターネットを利用し「ろうそく」のリレーがつながる様子をリアルタイムで実感することができる。
 スタッフの石元龍太郎さん(環4)は、「ここで使いたいというアイデアがありましたら、問い合わせください。今回だけにとどまらず、NPO・NGOのマーケティングツール・情報デザインツールになってほしい」と呼びかけている。
 当日、東京では「100万人のキャンドルナイト」コンサート(忌野清志郎、浜崎貴司ほか出演)が、愛知では「なまけナイト」が、山口では「100万人のキャンドルナイトin起業シティLet’s」が開催されるという風に、20以上の関連イベントが全国で一斉に行われる。