本日2日(水)13:00より、総合政策・環境情報両学部長および政策・メディア研究科委員長選挙が行われた。情報筋によると、その結果総合政策学部長に小島朋之氏が、環境情報学部長に熊坂賢次氏が、政策・メディア研究科委員長に徳田英幸氏がそれぞれ再選出された。


 今回の選挙のスケジュールは、6月3日(火)までの募集期間内に推薦あるいは
立候補した候補者が、同月18日(水)までに「SFC運営についての見解」を提出、
その内容に基づいたパネル討論会を翌週25日(水)に開催したという1ヶ月以上
にわたるもの。
 本日の投票は13:00-15:00の間に実施される予定だったが、予定より早く14:
30には結果が出ていたもよう。後日、塾長からの任命により正式就任となる。
任期は2年。各当選者のプロフィールは下記の通り。
 【小島朋之(こじま・ともゆき)氏】<次期総合政策学部学部長>
 1943年、広島県生まれ。塾大学法学部政治学科卒、塾大学大学院法学研究科
博士課程修了。在中国日本国大使館専門調査員などを経て、82年に京都産業大
学教授、91年から塾大学総合政策学部教授。2001年度以降は総合政策学部学部
長を務める。専門は現代中国論など。著書に「中国の政治社会:富強大国への
模索」(芦書房)など。
 【熊坂賢次(くまさか・けんじ)氏】<次期環境情報学部学部長>
 1947年、東京都生まれ。早大政治経済学部卒、塾大学大学院社会学研究科博
士課程。94年から、塾大学環境情報学部教授。2001年以降は環境情報学部学部
長を務める。専門はライフスケープ論など。著書に「インフォスケープ」
(有澤誠氏・金安岩男氏との共著、ジャストシステム)など。
 【徳田英幸(とくだ・ひでゆき)氏】<次期政策・メディア研究科委員長>
 1952年生まれ。75年に塾大学工学部管理工学科を卒業。同大学院工学研究科
修士課程、ウォータールー大学大学院博士課程、カーネギーメロン大学計算機
科学科Senior Research Computer Scientist を経て、塾環境情報学部教授兼
政策・メディア研究科委員に。2001年以降は政策・メディア研究科委員長を務
める。専門は計算機科学、分散システムなど。著作には「ディジタルメディア
革命」(共著、慶応義塾大学出版会)などがある。