フランス語弁論大会の国内最高峰として知られる、朝日新聞主催第42回コンクール・ド・フランセにおいて、友田あすかさん(総4)が3位に入賞した。演題は「Un petit machin, un grand piege(あのちっぽけな、大きな罠)」。友田さんには副賞としてブザンソン市(フランス)での短期語学研修が贈られる。


 受賞に際して友田さんは「まず諸先生方に対してお礼が言いたいです」の一言。続いて、「上位に受賞することができて、自分はここまでやってきたんだと改めて実感し、過去を振り返る契機になりました。1年弱のあいだ留学に行っていたことが、今大会に活きたのでよかったと思います。先輩の応援でコンクール・ド・フランセに行ったことがあったので、いずれは同じところで挑戦したいと思っていて、それが実現できた上にいい結果となったことに大変感謝します。」と、述べた。
 友田さんは、もともと母親がフランス語に携わる職業に就いていたので、幼い頃から生のフランス語に触れる機会に恵まれていた。高校3年の時には「第一回高校生フランス語暗唱コンクール」にて、第1位受賞に加えて特別賞を受賞する。その後、フランス語から離れ受験に専念するが、SFCに入学し、インテンシブなどの授業でフランス語学習を再開した。学部2年で、京都外国語大学主催の「全日本学生フランス弁論大会」にて駐大阪・大阪フランス総領事賞を受賞。学部2年の夏にフランス、ブザンソン市での研修に参加、学部 3年秋-4年春にかけては、トゥールーズ市に交換留学生として派遣されている。