昨年10月の就任以来、海外からのAO入試受験者を対象とした海外出願方式AO入試の導入など大胆な改革を実行してきた冨田勝環境情報学部長が、今回またしても「入試問題の解答で特許」という前代未聞な発想を提案した。


 SFCの一般入試といえば3時間の小論文。毎年、SFCらしい独特な内容が出題され、今年の環境情報学部では、21世紀にふさわしいモノやサービスを発明する、という出題であった。
 
 この入試内容を受け、冨田学部長は18日(火)2限の「SFC総合講座B」において、特に優れたアイディアを出したと思う合格者に対し、特許申請することを提案した。冨田学部長は「大学入試の試験解答で特許というのは、おそらく今までに一度もなかったこと」と述べ、解答の「再提出」を学部生に呼びかけた。提出されたアイディアは選考ののち、知的資産センターに特許化が推薦される。
▼以下は冨田学部長からの伝達内容
 今年の環境情報学部の一般入試入学者の中で、試験解答で特許に値する発明をしたと思う人はまずはそのアイデアを簡潔にまとめて提出してください。
書式自由(A4で2-3ページ)
締め切り:5月10日18時
提出はemailで [email protected] 
 優秀なアイデアを選考して知的資産センターに特許化を推薦します。出願前に外部発表すると特許が認められなくなることがありますのでご注意ください。