8日(火)、SFC生2名が暴行容疑で逮捕された事件に関し、総環の学部長による連名で学生向けにメッセージがメール送信された。SFC総務担当によると、対応は司法の判断を待って協議するとしている。


 メッセージは小島朋之総合政策学部長、冨田勝環境情報学部長の連名で、ITC(湘南藤沢インフォメーションテクノロジーセンター)が送信を代理する形で総環の学部生、政策・メディア研究科の院生、及び教職員に送られた。SFCオフィシャルWEBサイトにも同様のメッセージが掲載されたが、閲覧は学内からのみに制限された。ITCによると、代理で送信する旨を明記したのは今回が初めてだという。
 SFC総務担当は、閲覧を制限したのはメッセージが学生に向けたものであり、混乱を避けるための処置であったとしている。さらに卒業生から、電話による苦情が数件あったことも明らかにした。内容はいずれも、自省を求めるものであったという。
 冨田学部長はSFC CLIPの取材に対し、逮捕されたことは大変遺憾であるが、正式なコメントは司法の判断が確定するまで控えると答えた。