ORFで発表された、来年度からのSFCの新カリキュラム「未来創造カリキュラム」。SFC CLIPでは、今週から新カリキュラム改定特集を再開し、まずは徐々に明らかになった新カリキュラムの注目ポイントをお伝えする。

■現行カリキュラムとの並存
 新カリキュラムが導入されてからも、2006年度までに入学した在校生には引き続き現行カリキュラムが適用される。新カリキュラムの科目一覧を現行カリキュラムに沿って分類した科目一覧も用意され、当面は2つの学則が並存することになる。
■3.5年で卒業も可能
 2007年度の入学生からは3.5年で卒業できる制度も導入され、義塾初の4年未満で大学を卒業できる制度となる。これにより9月入学生でも4月入学生と同様3月に卒業することが可能となる。なお、4月入学生が9月に卒業することもできる。
■アドバイザーから研究メンターへ
 研究メンター制度については議論中とのことだが、今までのアドバイザーが生活指導の役割を果たしていたのに対し、研究メンターは研究・学習活動のアドバイスの役割を果たすようになり、これまでのアドバイザリーグループ制度はなくなる公算が大きい。
■卒業プロジェクト必修化
 新カリキュラムでは4年間の集大成をカタチにし、英語と日本語で発表する卒業プロジェクトが全員必修となる。従来の卒業制作とは、履修の条件や単位数、履修期間などが異なる。
 なお、「新カリキュラム概要」と「在校生の移行措置」に関する説明会が14日(木)、15日(金)の6時限、Ω11で開催されることになっている。