22日(火)、日吉キャンパスではしかの発症報告があったことが保健管理センターから発表された。昨年5月のはしかの流行では、義塾全体でほぼ全ての講義を1週間に渡って休講する事態に発展しており、同センターでは集団感染を防ぐために予防接種等を呼びかけている。


 発症が確認されたのは1名。発症者は、解熱後72時間経過までの登校禁止となるが、症状が出る前に他者に伝播するはしかの性質から、新たな発症者が出てくる可能性は決して低くない。
 昨年も、数名の発症者が確認された5月17日の1週間後に、20名近くまで発症者が増え、5月26日から6月1日までの1週間に渡って大半の授業が休講となった。
 このため今年は2月から、ワクチン未接種で罹患の経験もない学生にワクチンの接種を呼びかけてきた。また、体調が悪い際に無理せず登校しないことも、集団感染を防ぐ有効な対策となる。