Microsoftが主催する情報技術コンテスト「Imagine Cup2008」で3位に入賞した高橋直大さん(環1)が、入学してからわずか1年目で塾長奨励賞を受賞するという快挙を成し遂げた。


 塾長奨励賞は、学術・芸術・社会活動・文化活動などの各分野において活躍した塾生を表彰するものであり、平成3年度に設置されて以来、優秀な塾生の活躍を広く内外に知らしめる役割を果たしてきた。
 高橋さんは、Imagine Cup2008の世界大会アルゴリズム部門で3位に入賞するという優秀な実績を残しており、それが今回の受賞理由である。また、当時はプログラミングコンテストであるTopCoderにおいてYellowCoder(最上位から1つ下のランク)にランクインしていたが、現在ではいくつかの部門においてRedCoder(最上位のランク)にランクインしており、アルゴリズムの分野において顕著な成長を見せている。
 SFCからは高橋さん以外にも、池田陽さん(環境情報学部)が昨年2月の第60回広告論文電通賞第1部最優秀賞受賞によって塾長奨励賞を受賞している。
■受賞に際して、高橋さんからのコメント
 非常にうれしいです。しかし、やはり3位、そして塾長賞でない、といった点で少しの悔しさもありますね。今いくつかの大会に出場していますので、そちらで塾長賞を来年もらえたらいいな、と思っています。
 高校3年からプログラミングをはじめ、浪人中と大学に入ってからもいくつかのプログラミングコンテストに参加していましたが、大学に入ってから参加したImagine Cupにて初めてオンサイトで行われる決勝戦まで進み、今回3位をいただくことができました。
 この大会は、僕が2年前にプログラミングを始めたばかりのころにも出ていた思い入れのある大会であり、この大会で3位を取れ、また塾長奨励賞をいただけたことは僕個人としてはとても嬉しいです。僕が出場したAlgorithm部門は残念ながら次回からなくなってしまうのですが、Robotics& Algorithm部門として生まれ変わるようですし、そちらも現在1次予選を突破したところですので、今年はこの大会で上位に入れれば良いな、と思っています。