玉村雅敏研究会は27日(金)18:30より、三田キャンパスにて「研究発表カンファレンス2012夏」を実施する。


 「ソーシャルマーケティングと価値共創」のテーマのもとに取り組んできた研究会のチーム活動の成果についての発表会を開催します。ぜひ、ご参加いただければ幸いです。参加希望者は、24日(火)までにtama-lab@sfc.keio.ac.jpにお知らせください。よろしくお願いします。



■日時: 2012年7月27日(金)18:30-20:30(終了後、懇親会)

■会場: 慶應義塾大学 三田キャンパス

■発表内容

(1)t.schoolチーム「デザイン思考 × t.school」

 わたしたちt.schoolは、デザイン思考にアレンジを加えた"t.model"を考えました。このツールを使うことで、社会にGOODなコト・モノがたくさんつくられますように。(t.schoolのtは「つくる」のtです)そんな想いを込めて、t.modelを説明したカタログ・動画を制作しています。教材・カタログ共に、見ている人にワクワクを提供して、デザイン思考を実践したいと思ってもらえるような構成になっています。



(2)CSRチーム「企業の新しい価値」探究

 私たちCSRチームは、企業活動やCSRをテーマに進める中で、企業がミッションに基づく一貫した行動をすることの重要性に気づくとともに、その行動を社員が主体的に行うべきであると考えた。

 つまり、社員が自己実現をしながらミッションに沿って社会に貢献することを促すことが企業の重要な役割の一つであり、これからの価値である。

そこで自主性や個人の能力を生かす環境づくりをしている企業や、働きがいを感じながら活動している社員の方にインタビューを行い、社会に出る前の学生を対象とするフリーペーパーの形でまとめた。プロトタイプと、それを基に実際に学生と意見交換会を行った結果を発表する。



(3)場づくりパートナーシップチーム「市民主体のコミュニティが地域を元気にする! -富士吉田市への提案を含めた新時代の地域活性化の形-」

 地域活性化のコンセプトとして、「行政が大きな構想を掲げるのではなく、市民の身近で小さな問題発見・解決の繰り返しによってイノベーションを起こす」「地域ブランディングの本質は、地元愛を育てること」という2点が重要であるという仮説を立て、コミュニティの成功事例調査を行った。調査から得た学びを踏まえ、富士吉田市への提案を含めた新時代の地域活性化の形を提示する。



(4)まきこみゅチーム「How to "Maqui-Commu."」

 「Maqui-Commu.」という言葉には、「1.コミュニティを創出すること、2.多様な主体を巻き込むこと」という2つの意味が込められています。私たちは、団体の運営者がより効果的に団体の魅力を伝えられ、様々な主体を巻き込めるようにするために、必要な方法を研究しました。