義塾男子ラクロス部は10日(土)駒沢公園第二球技場にて、第25回関東学生ラクロスリーグ戦決勝戦一橋大学戦(以下、一橋)に臨んだ。接戦の末、義塾男子ラクロス部は見事勝利を収め、4年ぶりの関東制覇を成し遂げた。


 第1クォーター(以下Q)開始2分、斉木慎太郎(経4)が得点し、義塾が先手を取る。K1-0H

 義塾は主将の相川駿(法4)を中心とした固いディフェンスで得点を許さなかったものの、一橋に一瞬の隙をつかれ、同点に追いつかれる。K1-1H

 同点とされたが、第2Qから義塾がゴールラッシュ。副将の田中篤志(法4)が決めた勝ち越し点を皮切りに、三木鉄平(経4)も追加点を入れ、一挙に5得点を奪い、K6-1Hとする。

 しかし、第3Qから一橋が怒濤の猛攻を開始する。義塾は1点を返され、なおも一橋ペースで試合が進む苦しい展開を強いられる。しかしこれを義塾の固いディフェンス陣が阻止。4点差で最終第4Qを迎える。K6-2H

 優勝間近の義塾に、思わぬ災難が襲う。主将の相川が相手と接触し、負傷退場。守備の要を失った義塾は失点を許すも、再び三木が追加点を入れる。この後一橋の最後の追い上げにあい、一時2点差までに詰められるが、駄目押しの1点を追加し、試合終了。K8-5Hで見事関東王者に輝いた。

 また、義塾女子ラクロス部も第25回関東学生女子ラクロスリーグ決勝戦で明治大学を下し、関東王者に輝いた。

 男子ラクロス部の次なる相手は、北海道地区を制覇した北海道大学だ。もし北海道大学に勝利すれば、全日本選手権に出場できる。日本一を目指してこれからも義塾男子ラクロス部の健闘に期待したい。