4年生が引退して新チームとなった義塾ソッカー部は15日(土)、日吉キャンパス陸上競技場にて、韓国の強豪、延世大学校との定期戦に挑んだ。ここ3年間勝利することができなかった宿敵だったが、接戦の末に2-1で勝利。見事初公式戦で白星を収めた。


 雨が降る中、14:00にキックオフ。試合は前半15分に動き出す。磨見朋樹選手(文2)がPA外からミドルシュートを放ち、先制点を挙げる。しかし前半20分、相手に低い位置からボールを奪われ、同点シュートを決められる。

 ミスから失点し、流れの悪い義塾だったが、積極的に攻めて切り替えを図る。シュートを重ね、徐々に流れを取り戻してきた義塾は前半41分、武藤嘉紀選手(経2)が放ったシュートが加藤慧太朗(政3)に当たり、そのままゴールに吸い込まれる。待望の追加点を加える。

 後半戦、義塾は勝ち越しゴールを狙うも、延世大学校のディフェンス陣が追加点を許さない。しかし義塾も安定した守備で応戦、延世大学校の攻撃を阻止する。後半は両者無失点のまま試合終了。義塾ソッカー部は接戦をものにし、見事公式戦初勝利を収めた。

 毎年延世大学校と定期戦をしているが、なかなか勝てなかった義塾ソッカー部。今回の勝利は、延世大学校から4年ぶりの勝利となった。

 長年の雪辱を果たした義塾ソッカー部。来年のリーグ戦に向けて、よいかたちで2012年を終えることができた。来年の義塾ソッカー部の活躍にぜひ期待しよう。