12日(土)から、メディアセンター2階マルチメディア・マルチリンガル・スペース(以下MMLS)でメディアセンタージャックという展示が行われている。研究会や個人の活動を発表するもので、現在は筧康明研究室による「usual unusual」展が開催されている。


 展示が行われているのは、メディアセンター2階MMLS。データベースを利用できるエリアからすぐ近くの部屋だ。MMLSは通常、書籍や海外の雑誌が並ぶコーナー。しかし現在は一見、展示会の会場のようだ。今回の展示は21(月)まで行われ、メディアセンター開館日の9:15-18:00まで公開されている。

MMLS



 筧康明研究室の展示では、電球を使った展示「open-close-open」などが展示されていた。この展示は、いつも目で見る事ができない放射線の通過を、電球の点滅に置き換えて知らせるものだ。この他にも、磁石の力で金属が尺取り虫のように動く展示や、鏡の中の自分とホッケーができる展示等があり、実際に手に取って遊ぶこともできた。

電球



 今回、メディアセンタージャックについて、メディアセンターフレンズであり企画者の木村優作さん(環3)に話を聞いた。

 メディアセンタージャックは企画や実施までメディアセンターフレンズによって行われたという。メディアセンターフレンズというのは、メディアセンターをより魅力的な場所にするために学生の目線から提案を行う学生たちのこと。

 メディアセンタージャックは、メディアセンターで展示を行うことによって、研究が応用されサービスや製品となる前に、様々な人に触れてもらう場になることが狙いだという。

 また、前回も同様の展示を行っていたが、今回は改めて「メディアセンタージャック」と名付け、Facebookページやポスターを作成したという。今後は研究会の展示だけでなく、個人の研究や取組みも取り上げていきたいそうだ。

 メディアセンターは単なる図書館ではなく、パソコンやAV機器、データベースが合わさっていることが特長。メディアセンタージャックによって、新たな機能が加わるメディアセンターにますます注目が集まるだろう。