慶應義塾学生総合センターは6月1日塾生サイトにて、宿泊を伴う課外活動の条件を変更すると発表した。ワクチン接種が進んだことや変異株の性質を踏まえたものであるという。

課外活動の条件変更

学生団体の課外活動は引き続き感染症対策を徹底することを前提として、通常の活動を許可された。合宿等の宿泊を伴う活動についても、条件・ガイドラインに従い事前申請の上、受理されたものについては実施を認められるようになる。

国内における合宿等の宿泊を伴う活動の活動条件

  • 学生団体の主たる目的を実施するもので、活動内容に応じて濃厚接触を極力減らす感染症対策がとられていること。

  • 現地で新型コロナウイルス検査陽性者や濃厚接触者が発生した場合、参加者および実施団体の責任で対応すること。

  • 参加者本人が活動による感染リスクおよび不利益について正しく理解した上で参加を希望していること。

以上の条件を満たした上で事前に学外行事届を提出し受理されたものが実施を認められる。

国外における活動条件

上記の条件に加え、現地で新型コロナウイルス検査陽性者や濃厚接触者が発生した場合の対応について書面にまとめた上で、事前に海外活動申請書と共に提出し受理されたものについて実施を認められる。このとき、「塾生の国外留学等に伴う渡航について(2022/3/7)」の渡航を認める主な条件に準じる必要がある。ただし外務省の感染危険情報がレベル2(不要不急の渡航は止めてください)以上の国への渡航は原則として認められない。

課外活動に必要な対応

  • 会員全員が新型コロナウイルス感染防止対策を徹底すること。

  • オンライン以外の課外活動を行う場合、必ず『コロナ禍における学外行事届の申請手引き』『感染対策資料作成の手引き』を熟読のうえ、所定の手続きをすること。

  • 活動時間は制限されないが、公共への迷惑、正課(授業)への影響がないようにすること。

  • 本部を置くキャンパスや、会員の各所属学部から別途課外活動の可否に関する指示がある場合には、その指示に最優先に従うこと。

  • 会食について、指示の変更がある。こちらを参照すること。

  • 合宿等の宿泊を伴う活動について、事前申請の上、受理されたものについて実施を認められる。こちらを参照すること。

    主な注意事項

  • 体育会および体育会所属団体は体育会事務室の指示に従うこと。

  • 学生団体が申請をせずに活動を実施した場合、また申請書に記された感染対策が守られていない等の場合は,活動停止等の処分も含め、大学として厳正に対処される。

  • 今後の感染状況によっては、急遽、内容が変更となる場合がある。なお、指示変更に伴って発生したキャンセル料等の費用については、全て学生団体の負担となるので注意すること。

最後に

おおよそ2年ぶりに合宿が条件付きとはいえ、許可された。SFC CLIP編集部においても、合宿については再検討していきたい。引き続き感染対策を徹底しながら、学生生活を楽しもう。

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