映像も3次元 メディアセンターが3Dカメラを用意中
AVコンサルタントの貸出し機器に、3DビデオカメラSONY HDR-TD20Vが追加される予定であることが分かった。貸出し開始は連休以降になる予想だ。メディアセンター内には3D動画を閲覧できるテレビが1台、3Dメガネが10本用意されており、撮影から再生までをキャンパス内で行う事が可能になる。
導入される3Dビデオカメラは、SONYのハンディカムHDR-TD20V。実際に持ってみると、3D撮影のために2つのユニットを搭載しているとは思えない軽さで、通常のビデオカメラのように取り回しが良い。
メディアセンター内にある3Dテレビには、3Dメガネが10本用意されており、複数人で閲覧も可能となっている。3Dメガネは鼻当て部分のスイッチを押すことで電源をつけて使う。メガネの中には電源を内蔵しているが、自然にかけることができ快適だ。
湘南藤沢メディアセンターマルチメディアサービス担当の細川浩司さんは、「3Dでの動画撮影を手軽に試して欲しい。ワークショップでの作業風景やスポーツの練習等、立体的に見返す事で気づく事があるのではないか」と話してくれた。
なお、3Dの動画編集が可能なソフトやパソコンはまだ用意されないとのこと。編集を行なう際はカメラやブルーレイディスクレコーダーで切り貼りすることになる。本格的な3D動画編集は困難だが、自らの手で3D映像を作り出せるのは非常に魅力的だ。貸出しが開始されたら、これらの機器を利用して、新たな動画表現を試してみてほしい。