10日(土)-19日(月)にかけて開催された第14回世界陸上競技選手権大会(以下、世界陸上)。この大会に、義塾競走部の山縣亮太選手(総3)が日本代表として出場。10日に行われた男子100m予選に出場するものの、レース中に肉離れを起こし、予選敗退した。


 男子100mに出場した山縣選手。数々の素晴らしい成績を収めてきただけに、たくさんの期待がかかる中でのレースとなった。

 山縣選手は、レース中盤まで予選通過範囲内の3位で走っていた。しかし、60m付近で左足大腿裏を痛めて失速。後続の選手にかわされ、結果10秒21でゴール。準決勝進出まで惜しくも100分の1秒だけ届かなかった。

 また、怪我の影響で、出場を予定していた男子4×100mリレーの欠場を余儀なくされた。



 今年の世界陸上は、結果を残すことができなかった悔しい大会になってしまった。しかし、9月に入れば、全日本インカレが待っている。まずは怪我からの復帰を祈り、そして再び山縣選手がトラックで躍進してくれることを期待しよう。

 いつか達成してくれるであろう、100m9秒台という記録が叩き出される日が待ち遠しい。