2013年度東京六大学野球秋のリーグ戦が、14日(土)から開幕する。初戦の相手は、立教大学。まずは先勝して、弾みをつけたいところだ。


 東京六大学野球リーグは、慶應義塾大学、立教大学、法政大学、東京大学、明治大学、早稲田大学の6校で構成されているリーグ戦である。リーグは総当たり制で、全カードどちらかが先に2勝した大学に勝ち点1が与えられる。そして、最終的に勝ち点が多い大学が優勝となる。また、もし勝ち点が並んでいる場合は、勝率で順位が決められる。

 新体制で臨んだ春のリーグ戦は、投打がうまくかみあわず、なかなか白星を飾ることができなかった。結果5位で惨敗。悔いが残る春のリーグ戦となった。

 しかし、8月31日に行われた東京六大学野球オールスターゲームでは、義塾打線が奮闘した。主に義塾の上位打線に座る横尾俊建選手(総2)や、谷田成吾選手(商2)が連続適時打でチームに貢献。義塾打線が徐々に調子をあげていることが伺える。

 また、エースの白村明弘選手(商4)の活躍にも期待が集まる。最速153kmの速球のほか、スライダーやカーブも持っている本格派右腕だ。春は制球に苦しみ、失点してしまう場面があった。チャンスで適時打が打てる勝負強さに加え、エースの制球もまた、勝利への大きなカギとなりそうだ。

 なお、義塾野球部の試合日程は、以下の通りだ。


14日(土)・15日(日)立教大学戦
28日(土)・29日(日)法政大学戦
10月5日(土)・6日(日)東京大学戦
10月19日(土)・20日(日)明治大学戦
11月2日(土)・3日(日)早稲田大学戦


 リーグ戦にむけて、調子をあげてきている義塾野球部。今季こそ優勝できるように、ぜひ神宮球場にかけつけて応援しよう。