義塾ソッカー部は13日(日)、関東大学サッカーリーグ戦第16節対日本体育大学戦に臨んだ。後期開幕から5連敗の義塾にとって、降格圏脱出のためにも負けられない一戦であった。


 前節6失点を喫した義塾ソッカー部は、GKとDFの一部メンバーを入れ替えて試合に臨んだ。前半開始早々から、両チームともに守備が堅く、自分たちのサッカーができない。しかし、義塾は相手の一瞬の隙を突いてチャンスを作る。

 前半22分、こぼれ球に反応した岩田修平(総4)が倒され、PKを獲得する。このPKを武藤嘉紀(経3)が決め、義塾が先制する。その後も義塾のペースで試合が進むが、追加点は奪えない。

 前半ロスタイムには、サイドを崩され、ピンチを招くが、守護神・福本晋也(商4)のファインセーブにより無失点で前半を終えた。



 後半も義塾ペースが続く。

 後半6分、スルーパスに反応した端山豪(総2)がゴールにボールを流し込み、追加点を奪う。その後、日体大にチャンスを作られるも、今回からメンバーを入れ替えた守備陣が得点を許さない。

 後半21分、端山豪がコーナーキックを直接決めてセーフティーリードの3点に広げる。後がない日体大は攻勢に出る。

 後半37分、義塾は日体大に1点を返されてしまう。その後も日体大の攻撃は続き、義塾は後半ロスタイムに失点してしまう。1点差まで追い上げられてしまった義塾だが、なんとか守りきり、3-2で試合終了。後期初勝利を挙げた。



 連敗を5で止めることができた義塾。最下位は脱したものの、未だ降格圏内。次戦の対戦相手はリーグ首位の専修大学。厳しい試合になると予想されるが、勝利の流れを次戦にも繋げてもらいたい。