7日(土)、日吉記念館にて第72回早慶バスケットボール定期戦が行われ、義塾男子バスケットボール部が勝利を収めた。男子バスケットボール部が早慶戦を制するのは4年ぶりであり、4年生部員にとっては初めて掴んだ早慶戦勝利となる。


 1Q開始30秒、主将の伊藤良太選手(環4)がミドルシュートを決める。好調なスタートであったが、早稲田大学(以下早稲田)も4連続で得点していく。両大学が競り合う中、残り30秒でトコチョフ・サワ選手(環1)が点を取り1Q終了。K15-15W

 2Qでも両大学の点の取り合いが続く。僅かに義塾がリードするものの拮抗を崩せない。K31-30W

 だが、3Q開始4分で大元孝文選手(環3)が7得点し、義塾は流れを掴む。さらに中盤でも早稲田ファウルからのフリースローを入れるなど、大元選手の躍動が続く。終盤にはゴール下にいたサワ選手が得点を決め、更にリードを広げる。K56-45W

 4Qでは激しい攻防戦が繰り広げられる。序盤はシーソーゲームであったが、黒木亮選手(環3)がフリースローを2本とも決め、義塾は点差を広げる。しかし残り1分で早稲田が3ポイントを2本取り、点差は5点に。観客が見守る中、伊藤選手らはフリースローを確実に決めゲーム終了。K84-71W

 激闘の末、悲願の早慶戦勝利を手にした。


第72回早慶バスケットボール定期戦
1Q2Q3Q4Q 合計
義塾1516252884
早稲田1515152671

 9月からは関東大学バスケットボールリーグ戦が始まる。早慶戦勝利をもぎ取った男子バスケットボール部。今後の彼らの活躍に期待しよう。