13日(土)、14日(日)に明治神宮球場にて東京六大学野球秋季リーグ・対東京大学(以下、東大)戦が行われた。春季リーグ優勝に続き2冠に燃える義塾野球部。開幕戦である東大との試合は、初戦ならびに第2試合ともに大量得点で快勝し、勝ち点1を得た。

第1回戦 2本の本塁打とエースの好投で快勝!

義塾は初回の攻撃で、3番谷田成吾(商3)の3点本塁打で一挙に3点をもぎ取る。投げてはエース・加藤拓也(法2)が5回まで安打1本にとどめ、東大打線を無失点に抑える。そんな加藤の踏ん張りをバットで援護したい義塾は、5回に2番山本泰寛(環3)の本塁打で1点を追加。その後も小刻みに追加点を重ね、K7-0Tで開幕戦を勝ち取った。第1試合では、4年生ながら神宮で初のマウンドに立った土屋俊一郎(商4)が継投で試合を締めるなど、新しい戦力の活躍が見受けられた。

第1回戦:13日(土)
123456789R
T0000000000
K300010217


第2回戦 大量得点による勝利で勝ち点1を得る

第2回戦も義塾は初回から大量リードを奪う。1回、1死2塁の場面で3番谷田が2試合連続となる本塁打を放つと、続く打者の四球や適時打も絡み、東大の先発・石上翔太から一挙に5点を上げる。4回・6回に東大から4点を失う。しかしその後、クリーンナップや7番・齋藤大輝(商2)などの打線の活躍により東大との点差を広げる。結果、K10-4Tで勝利を飾り、勝ち点1を得た。

第2回戦:14日(日)
123456789R
K50110300010
T0002020004



 昨季王者の名に恥じない試合を見せてくれた義塾野球部。次なる試合は、27日(土)、28日(日)に立教大学との対戦だ。昨季、唯一勝ち点をあげることができなかった相手だけに、春秋連覇をかけた義塾のリベンジに期待したい。