11日、2021年度春学期の授業シラバスが公開された。忘れず確認し、新学期にどの科目を履修するかしっかり検討しよう。

新しいシラバスシステムで提供

春学期のシラバスは、従来のシステムとはデザインやURLが異なる。2020年10月にSFC-SFSを含む複数のサービスが停止したことを受けて、新しいシステムが導入されたものとみられる。

なお、他学部設置科目については従来どおり講義要綱・時間割Web検索(塾内用)から確認できる。

新しくなったシラバスシステム 新しくなったシラバスシステム

今学期も一部オンキャンパスに

なお、今学期についてもオンライン・オンキャンパスの授業がそれぞれ存在する。それぞれの詳細は以下の通り。

実施形態 詳細
オンライン(ライブ) 指定の曜日・時限にすべてオンラインで授業を実施。
学生は遠隔会議システムを使って授業を受講する。
オンライン(オンデマンド) 指定の曜日・時限はなく、学生の希望する時間帯にビデオの視聴、課題作成などをおこない、LMSやメールなどで教員からフィードバックを得ることを通じて、オンラインで授業を実施。
オンキャンパス 指定の曜日・時限にキャンパスで授業を実施。
学生は教室で授業を受講する。

なお、授業によってはオンライン(ライブ)であっても数回オンキャンパスで実施される場合もあるという。詳細はシラバスなどをよく確認してほしい。

あわせて、湘南藤沢事務室学事担当は「日本への入国が難しい学生や、個々の事情により通学が困難である学生にもできるだけ配慮して対応していきます」としている。

参考までに、編集部でシラバスシステムの検索機能で春学期の総環設置の科目について調べたところ、内訳は以下のようになっている。(ただしTTCK設置科目は除く)(それぞれの条件を選択してシラバスシステム上で検索し、ヒットした件数を授業数とした。)

実施形態 件数 割合
オンライン(ライブ) 391 61%
オンライン(オンデマンド) 11 2%
オンキャンパス 235 37%
合計(実施形態を指定せず検索) 637

新学期に向けて塾長もメッセージを公開

新学期を迎えるにあたって長谷山彰塾長も2月22日、公式サイト上に塾生の皆さんへ-2021年度新学期に向けてと題したメッセージを公開した。この中で塾長は「授業については(中略)今後は教員と学生の負担軽減など工夫を重ね、対面型とオンライン型のより学習効果の高いハイブリッドな授業形態を模索していきます」「新型コロナウイルス感染症の影響で修学が困難となった塾生への経済的支援や精神的な不安を抱える塾生へのメンタルヘルスケアの強化に努めます」と語っている。

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