新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、2020年度は4月入学者、9月入学者ともに対面での入学式が開催されず、オンラインだけでの開催となった。

塾生サイト内の塾長メッセージにて、入学式を体験できなかった2020年度入学者を対象に、慶應義塾の学問の「伝統」と「現在」を紹介する特別イベント「慶應義塾と学問のすゝめ」が5月9日に開催されると発表された。

入学前からコロナに振り回された2020年度入学者

2020年春に開催が予定されていた入学式や卒業式は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、卒業式は異例のオンラインでの実施、入学式は9月に秋入学者と合同で、特設サイトを用意して動画配信を行うという対応となっていた。

今回、入学式が対面で実施できなかったこれらの2020年度の新入生のみを対象とした、「2020年度入学生を対面で歓迎し、慶應義塾の学問の『伝統』と『現在』を紹介する特別イベント」が開催されることとなった。

なお、対面参加が可能なのは2020年度入学生のみに限られ、家族等も参加できない。またイベントの様子は動画配信されるということだ。

日吉記念館にて3部に分かれての開催総環は夕方の第3部

イベントは5月9日(日)に3部制で開催される。会場は昨年3月に完成した日吉記念館となる。

時間: 16:00-17:30 開場15:15
対象: 総合政策学部環境情報学部文学部通信教育課程
　　　政策・メディア研究科文学研究科社会学研究科経営管理研究科システムデザイン・マネジメント研究科メディアデザイン研究科

参加を希望する2020年度入学者は、事前申し込みをする必要はないが、塾生サイトに記載されている注意事項をしっかり確認するようにしよう。

1年1ヶ月越しでの開催となったが、2020年度入学者としては念願の入学イベントである。慶應義塾入試ポータルを開いているときのあの不安と高揚が入り交じった感覚、そして、合格の二文字を見たときの達成感を今一度思い出し、慶應義塾大学に入学した実感を感じてほしい。