16日、保管していたワクチンが紛失していたことを慶應義塾新型コロナウイルス感染症対策本部が発表した。

紛失したワクチンは、20回分に当たるモデルナ社製のワクチン2バイアル。4日に紛失が判明し、聞き取り調査を行ったものの、16日時点では紛失したワクチンは見つかっていない状態だ。

当日も冷蔵庫からのワクチン取り出しはダブルチェックで行われていたものの、ワクチンの取り揃えや分注後の進捗管理をリアルタイムに実施出来ていなかったことなどで、監査終了間際まで気がつくことができなかったという。

義塾は「職域接種に供給いただいた貴重なワクチンの紛失が生じましたことを心よりお詫び申し上げます」として、再発防止策を取り入れている。

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