英語履修に制度変更 「英語インテンシブ1」が新設
1日に、2023年度春学期より始まる、英語履修に関する制度変更と「英語インテンシブ1」の新設が判明した。これに伴い2023年度以降、「SFC実践英語入門(Gatewey)」は休講となる。
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「英語インテンシブ1」新設
新しく、英語インテンシブコースが2023年度春学期から開講される。週2回(毎回2コマ)の合計4コマの4単位科目となるようだ。1コマの2単位科目であるプロジェクト英語と比較すると1単位あたりのコマ数が1つ多くなっている。
コマ数(90分授業) | 週何回 | 単位数(1コマあたり) | |
---|---|---|---|
英語インテンシブコース | 4コマ | 2回 | 1単位 |
プロジェクト英語 | 1-2コマ (新入生は2コマ) | 1-2回 | 2単位 |
この講義では、口頭でのスムーズな英語発表力を養い、それと同時にさまざまなコミュニケーションスキル(リスニング、理由の提示や例を使った意見のサポート、パラフレーズによる理解の確認、迅速なフォローアップの質問力など)の基本を身につけ、向上させることができるという。
そして、身につけたスキルを現代社会におけるさまざまな課題の分析・解決策の提案などに応用する。総合的な英語運用力を身につけることで、SFCでの新たな学びのステージへと進むことができるという。
従来のGatewayコースは第3学年への進級に必要な言語コミュニケーション科目(8単位以上)に含めることができなかったが、英語インテンシブ1は、含めることができるようになった。
なお、本コースの新設により、これまでのGatewayコースは休講となる。
TOEFLスコアの取り扱いが変更
これまでTOEFLスコアは受験もしくは提出後、卒業時まで有効となっていたが、今後はTOEFLスコアの有効期限(原則受験日から2年間)が切れたら無効となる。
各学期の履修者選抜エントリー時点で有効なTOEFLスコアがない場合、その学期に英語インテンシブ1、プロジェクト英語A/B/C/Dを履修することはできなくなる。
なお、移行措置として2022年度までの入学者については、2023年3月末日時点で登録されているTOEFLスコアを2025年度の春学期履修申告期間終了まで有効なものとして取り扱うそうだ。
2023年度春学期の授業履修に向けてTOEFLスコアの登録または更新を希望する場合は、3月31日(金)17:00までにTOEFLスコアのコピーをGoogleフォームから登録する必要がある。
また、英語が母語の学生、大学入学前に高等学校で英語で教育を受けた学生等の取り扱いについては、履修者選抜開始までに案内される。
そして、履修に必要なTOEFLスコアが2023年度春学期より以下のとおり変更となる。
TOEFLスコア(旧) | TOEFLスコア(新) | |
---|---|---|
英語インテンシブ1(旧Gatewayコース) | 424点以下 | 449点以下 |
プロジェクト英語A | 425-480点 | 450-490点 |
プロジェクト英語B | 481-519点 | 471-535点 |
プロジェクト英語C | 520点以上 | 516点以上 |
この表より、プロジェクト英語Aとプロジェクト英語B、プロジェクト英語Bとプロジェクト英語Cが両方とも受講できるTOEFLスコアが存在することがわかる。
履修者選抜方法が変更
これまで英語事前予約システムで行っていた履修者選抜エントリーを、他の科目と同じようにSOL-Aにて実施するという。
これに伴い、英語インテンシブ1、プロジェクト英語A/B/C/Dの履修者選抜に関するルールが変更となる予定だ。詳細については、履修者選抜開始までに案内されるという。
なお、昨年は11日に申告スケジュールが発表されたため、3月中に発表されると予想される。
これまでの英語履修時の申請の大変さなどは緩和されそうだ。