CLIP記者のあたまんなか

片思い相手をみつけたらフォローする? SNSで変わるSFC生の恋愛事情

西田将之

@nisidam

2008年、日本での登場からSFC生に大きな影響を与えているTwitter。スマートフォンの普及も相まってTwitter人口は増大。最新のSFC CLIPの調査でも77%ものSFC生がTwitterのアカウントを持っているという。そんなTwitterですが、SFC生の恋愛事情にも大きな影響を与えているようです。SNSが変えたものはなにか? 今回は「Twitterで片思い相手をみつけたらフォローするかどうか」というテーマをもとに探ってみたいと思います。

フォローして!

今回は男性4名、女性4名にアンケートを実施しました。みんなTwitter暦は1年以上で、恋愛はぼちぼちの方々。学年比率は以下の通りです。
男性
学部4年生
学部3年生
学部1年生
学部1年生

女性
大学院1年生
学部3年生
学部2年生
学部1年生

です。まずはじめに、「Twitterで片思い相手をみつけたらフォローするかどうか」の質問にたいする答えは以下の通りです。
男性
学部4年生:
フォローする
学部3年生:フォローする
学部1年生:フォローする
学部1年生:フォローする
女性
大学院1年生:
フォローしない
学部3年生:フォローしない
学部2年生:フォローしない
学部1年生:フォローする
なんと男性は全員フォローするにたいし、女性はフォローする3人、フォローしない1人という結果になりました。もちろん個人差による結果ではあると思いますが、よくよく聞くと男女で恋愛とTwitterの感覚のちがいが見え隠れしました。

男性はポジティブ、女性はネガティブ?

上記のアンケート結果でもわかるように、Twitterにたいし男女で感覚の差がみえました。
男性学部3年:断然フォローする! フォローは軽い意思表示になるし、仲良くなるきっかけにもなる。
男性学部2年:Twitterというつながり方が一番ちょうどいい。友達ってわけでもなく、傍らで見てられるから。
というように、Twitterというツールをフルに活用しようという男性陣にたいし女性陣は、
女性大学院1年:片思い相手がタイムラインにいたら四六時中チェックしちゃってTwitter中毒になりそう。
女性学部2年:みたらうわーってなったり、イライラしちゃいそう。
と、かなりネガティブ。Twitterによる効能の前に、フォローすることによって生じる精神的マイナス効果を懸念しているようです。それに比べて男性陣は楽観的。今回聞いた男性陣はそんなマイナス効果なんてほとんど意識していなさそうでした。ですが、「フォローすることによって、気持ち悪いって言われたらいやだ」という意見もありました。そしてこんな意見もよく聞かれました。
女性学部3年:リプライ先とかみちゃって、「なんでこの子と仲良くしてるの?」とか嫉妬しちゃいそう。
女性学部1年:タイムラインから、女性が多いコミュニティにいたり、飲み会にいたりすると心配しちゃう。
これはおそらく女性の方が、フォローしないかわりに、相手の本人のタイムラインをしっかりチェックして、リプライ先や居場所を特定する傾向にありそうです。でもやっぱりフォローするしないにしても、相手のつぶやきが気になるのは男女とも同じ。そこで出てくる"リストで管理する"という選択肢を口にしたのも女性陣が多かったです。女の子のなかには「気になる男子を非公開リストで管理して、時々みて楽しんでる友達がいる」といった話もきかれ、女性陣の方がリスト機能や検索機能を使って相手をチェックする人が多そうです。これは女性の方がマメだからという意見がかえってきました。しかしそれ以上に、ネット上では男性が肉食系で、女性はそれを待っているという構図が生きているようにも思えます。

必見! Twitter恋愛活用術

ポジティブな要因が多い男性陣には、それぞれTwitter活用術があるようです。
男性学部2年:Twitterをチェックしておいて、偶然の話題っぽく話を広げる。
男性学部3年:その子のためにわざと裏アカウントをつくって、それでもフォローして、素の自分も見せてるんだよとアピールする。
男性学部4年:ダイレクトメッセージでは二人しかしらないような話をして、表のタイムラインでは、それにはあえて触れずに会話をし、秘密を作って恋人っぽくする。
などなどの活用術がありました。Twitterでは、相手もよくつぶやくようであれば、行動履歴や趣味などが手に取るようにわかってしまいます。それをしっかりチェックしていれば相手のことは色々わかるはず。それを使わない手はないですね。またTwitterの複数アカウントを駆使する方法や、ダイレクトメッセージと表のタイムラインを使い分けるなど、Twitterの機能を最大限に活かした活用術が聞かれました。ちょっとやらしい方法かもしれませんが、ハードルは低いとも思いますのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

Twitterで、カップルは増えたのか?

恋愛に様々な影響を及ぼしているTwitterですが、実際カップルは増えたのでしょうか。傍目で見ると増えたように思いますが、「
リプライの数とかで仲良くなったのかなーって早い段階からわかる」や、「TwitterやFacebookによって露見するのが早くなった」といったように、本質的な数が増えたというよりも、表面化する数が増えたのではという意見が聞かれました。また「おしゃべりの量は増えたけど、その質は下がったかもしれない」といったように、恋人に発展するような、深い話はTwitterのつぶやきでは難しいよう。やはりTwitterはきっかけとして機能するそうです。
TwitterでSFC生の恋愛は変わったのでしょうか。今回の調査ではその片鱗はわかりましたが、なかなか深いところまでは及びませんでした。今後も調査を続け、Twitterによる心的距離の変化まで考察していけたらなと思います。