2月26(土)、27日(日)に日吉キャンパスで行われた、第7回ワークショップコレクションに、Go_to_hillsのちきゅUNOが出展した。Go_to_hillsはORF出展に続き、ますます活動の幅を広げている。


 ワークショップコレクションは、子供向けのワークショップを集め、一般に広く紹介することを目的とする博覧会イベント。子供達がそのワークショップに参加し、実際に体験することを目的としている。2日間でワークショップには62000人が訪れ、ちきゅUNOのブースには3、400人が足を運んだ。


 ちきゅUNOは、コンピュータまたはカードの二つの方法で遊ぶことができる。今回は子供向けと言うこともあり、カードスタイルでの出展となった。小さな子供にも分かりやすいようにデザインを簡単なものに変え、またカードの裏面を国旗の絵にすることによって、相手の持っている手札がすべて分かるように改良したとのこと。
当日ブースに訪れた子供達は、幼稚園年中から小学校2年生前後の子供達だったが、日本以外の国旗を知っている子も多く、自分が知っている国旗が出てくると嬉しそうに国名を言う場面も見られた。子供達からは、「遊びながら、楽しく、気軽に学ぶことが出来てすごいと思った」という声が多く聞かれた。


 Go_to_hillsのメンバーの一人である吉中貴史さん(環1)は、「Go_to_hillsのメンバーが力をあわせ、今回のワークショップに向けて準備し、取り組んだことで、子供と大人がともに学びながら遊ぶ機会を提供することができた。子供達を観察していると、国旗を覚えた子供は位置と地理を覚え、次に歴史を覚えていくという流れが見えた。ちきゅUNOは、社会科学習のファーストステップに成りえると確信した」と語る。
 Go_to_hillsはこれからもさらに活動の幅を広げ、新しいことに挑戦していくとのこと。まだまだ目が放せない。