SFCでも徐々に広がるタブレット端末。その代表例のiPadを使ってプレゼンに挑戦! 記事の最後で実際に作成してみたプレゼン文書も公開します。

タブレット、使ってますか?

iPad2 が日本でも発売されました。SFCの中でも時々見かけるようになった気がします。私は一世代目のiPadを利用しているのですが、毎日どのようなことまで使えるのか試行錯誤しています。ネットブックとスマートフォンの間のようなタブレットデバイス、利用法も幅広くありそうです。
 そんな中、今回試してみたのはご存知、keynote for iPad。appleの作成したプレゼンテーション用アプリで作成から発表までこのアプリ一つで行うことができます。通常通りiPadのapp storeから1200円で購入することができます。記事の最後では実際に作成した文書も公開します。

納得の完成度、使っていて楽しいプレゼンソフト

購入して使ってみたところ、やはりApple製品らしく直感的に操作することが出来ました。画像や文字の領域をタップで動かしていくのはなかなか楽しいものです。私が一番便利に感じたのは画像の配置ガイドが自動で表示されること。タップで部品を配置していると、自動的に縦線や横線が表れて非常に配置が整いやすいです。

Keynote画像挿入

また写真のトリミングや回転もできるので、iPadだけで画像も入れたプレゼンテーションが作成出来ます。必要な画像はメールやwebからダウンロードして取り込むことも出来ますし、iPadのスクリーンショット機能を使えばブラウザの内容を取り込むことも出来ます。

PCにも引けをとらない機能の数々

そして驚くのは豊富なアニメーション。ページ切り替えはもちろん、部品を動かしたりと高度なアニメーションも使うことができ、パソコン向けのプレゼンテーションソフトに引けを取らないと感じました。
 映写もアダプタを購入すれば、すぐに使うことができます。私はι館で一度映写してみましたが、パソコンよりも設定が特になく単純なだけ使いやすく感じることもあります。ちなみに擬似レーザーポインター機能なんてものもあったりします。そして何より、iPadでタップしながらプレゼンテーションすることは楽しい!
 こんな便利なKeynote for iPad、キーボードの打ちにくさやファイルの互換性が完璧ではない点などやはり欠点は残りますが、ぜひ試してみてはいかがでしょうか? もちろんノートPCとは違った点も多いですが、楽しんでプレゼンできるアプリとしてはおすすめです!