ORFのTwitterネームプレートに込めた思いとは?
いよいよ、22日(木)からOpen Research Forum 2012(以下、ORF)が開催されます。今年もSFC CLIP編集部はORFに出展し、Twitterネームプレートの配布を行います。そこでこのネームプレートに込められた思いをちょっとご紹介させていただきます。
Twitterネームプレートの配布は今年で3年目。最初に企画したのは西田将之元編集長(12年総卒)です。
私と西田は「どんどん変わる「今」の中で「気付きと場」を作りたかった 西田将之さん(12年総卒)インタビュー」の記事の際にTwitterネームプレートに関して話をしました。
メディアはORFで発表する中身が「ない」
「SFC CLIPはメディアである以上、何かを発表することができない。取材した内容を発表しても、それは取材を受けてくれた人の功績でしかない」と西田は述べました。SFC CLIPは「箱」で、取材させていただいた方の取り組み・活動を中に入れさせていただいているに過ぎません。つまり大げさに言ってしまえば、SFC CLIPには、ORFで発表する中身が「ない」のです。
「このような取材をしました!」と取材する側の姿や取り組み、つまり「箱」の部分を発表することは出来ます。しかし、あくまで、読者の皆さんの興味は取材陣ではなく、活動されている方々にあると思います。
箱=メディアとしてORFで果たせる役割
私たちSFC CLIP編集部には、「人と人、人と情報を結びつけてSFCを盛り上げたい」という目標があります。そしてORFで展示する中身がないのならば、箱=インフラとしてORFに貢献したいという思いがあります。その2つの思いから生まれたのが「Twitterネームプレート」です。ORFでこのTwitterネームプレートを配布することによって、来場者とTwitterアカウントを紐付け、その来場者同士を結びつける「メディア」になることができると考えています。
しかしよく、「無料で大丈夫なんですか」という話を頂きます。実はこの配布にはSFC CLIP編集部にも目標とリターンがあります。
出会いときっかけを作りたい
1つ目の目標は「新たなプロジェクトのきっかけを生む」ということです。来場された方が今までTwitter上でしか知らなかった人とORFで出会うことは新しい刺激を生みます。具体的にはプロジェクトを一緒に行う仲間やプロジェクトの種・着想を得ることができると思います。下級生は入りたい研究会の先輩のTwitterアカウントを教えてもらうこともありますね。SFCの中に新しい活動が芽生えれば、SFC CLIPが取材に伺えます。SFC CLIPはあくまでSFC内のメディア。SFCに取り上げるべきものがなければ、編集部の活動も細ってしまいます。「SFCを盛り上げ、そこを積極的に取材したい」そんな思惑がこのネームプレートにはあります。
ぜひ、Twitterネームプレートを使って、リアルで話してみたかった人に声をかけてみてください!
SFC CLIP、使ってやって下さい
2つ目の目標は恥ずかしながら、SFC CLIPの告知です。勝手ながらTwitterネームプレートの裏側にはSFC CLIPのロゴやURLを印刷させていただいております。アクセスしたことがない方はぜひ一度アクセスしてみてください。各種手続きから、プロジェクト、研究会、スポーツや食まで、SFCに関わる情報を一元的にまとめております。SFC生の学生生活をより豊かにする情報をわかりやすくお伝えできるように編集部員一同、日々活動しておりますので、どうぞご活用下さい。
なお、「箱そのもの」に着目した「メディアとしてのCLIPの取り組み」は湘南藤沢学会の第10回研究発表大会にて発表させて頂きます。ご期待ください。
Twitterネームプレートで新たな出会いを
ORFでTwitterネームプレートを配り、新たな出会いが生まれれば、SFCに更なる活気が生まれることと思います。在校生同士が出会って新たなプロジェクトが動き出したり、高校生・受験生が教授と出会ってSFCを志したりと、様々な出会いがあるでしょう。何かが動き出して、1つでも「将来の取材先」が増えれば、CLIPにとって、そしてSFCが大好きなSFC CLIP編集部員にとって、この上なく嬉しいことです。ぜひTwitterネームプレートを受け取って、首から下げてください!
編集部員一同、ORFのSFC CLIPブースにお越しになられるのをお待ちしております。
※事前応募方法
SFC CLIP作成のネームプレートが欲しい方は、SFC CLIPのTwitterアカウント@sfcclipへリプライをください! ネームプレートを希望する旨とともに、ぜひSFC CLIPの感想・ご要望をお寄せください。折り返し、SFC CLIPからダイレクトメッセージが届いたら応募完了です。「この記事が楽しかった」「あんな記事が読みたい」「こんな配信をして欲しい」など、読者の皆様からの率直なご意見をお待ちしております。