慶應義塾大学は、NTT東日本、NTTとともに、超高速実験ネットワークの運用を24日(金)に開始した。SFCと矢上キャンパスの間に、毎秒43ギガビットの光信号を伝送可能な光中継伝送路が構築される。実証実験では世界最高の伝送速度といわれ、映画であれば1本をわずか1秒で転送することが可能となる。。実証実験では世界最高の伝送速度といわれ、映画であれば1本をわずか1秒で転送することが可能となる。


 この実験では、「文部科学省21世紀COEプログラム」で採択されたプロジェクトなどで検討されている次世代アプリケーションを用いて、運用と評価を実施、それらをサポートできるだけのネットワーク環境、ひいては21世紀知的社会基盤の実現を目指す。慶應義塾大学の役割は、実験環境の提供・整備に加え、その環境に適したプロトコル、コンテンツ配信アプリーションの開発などである。
 慶應義塾大学では2002年度に、「学際、複合、新領域」の分野で、「次世代メディア・知的社会基盤」プロジェクトが21世紀COEプログラムに採択されている。