12日(金)、新入生歓迎の集い実行委員会 事務局(以降、新歓実)の立候補団体による第1回目の会議が開催された。議長を務めるのは秋祭実行委員会に決まり、各団体はそれぞれの提案を出し意見交換を行った。全参加団体の出席する総会は30日(火)に行われる見通しである。


 会議は新歓実の立候補団体である、秋祭実行委員会、SFCeed、SFC YEARBOOK 委員会、cube、スペイン舞踊部、DICE、Dolce、藤沢柔道会、WAAVの計9団体に加え、2006年度の新歓実と湘南自治会が同席する形で行われた。
 まずは、各団体の紹介から始まった。意気込みとして、スペイン舞踊部からの「新しい運営体制になったからといってすべてを刷新するのではなく、引き継いだ上で新しい色を乗せていきたい」という意見や、DICEからは「コストダウンを目指したい。新しいことに関わりたい」といった意見が出された。
 続いて、2006度新歓実事務局の谷本大樹さん(総4)より引継ぎの説明が行われた。前年度は結果として参加費が高めの設定になったため、余剰資金があることが報告された。また、湘南自治会からは、今年度より湘南自治会が会計監査を行いたいという提案が出された。これには自治会費問題解決のためにも適正な会計管理を行いたいという意図があるという。
 議長には秋祭実行委員会、DICE、またSFC YEARBOOK 委員会からの推薦でSFCeedが立候補した。そして多数決により、秋祭実行委員会の永山翔太さん(総1)が選ばれた。コンセプトについては各団体から意見交換が行われ、SFC YEARBOOK 委員会は、当初から正式な立候補を保留しているため「各団体のためではなく、新入生のための運営体制を望んでいる。公平性が保てるなら参加したい」と発言した。さらにSFCeedからは「今までの教室を使ったやり方は閉鎖的で新入生が入りにくい。新しい出会いを作るためにも、体育館などを使って合同説明会のような形にしてはどうか。その後にウェルカムパーティーを開きたい。また、研究会の説明会も同時に行える。そのため、大枠で方針が決まるまで、正式な立候補は保留したい」という発言が出された。
 SFCeedの提案に対しては、湘南自治会から「研究会との連携は新入生にとっていい」といった意見や、自分の経験でも教室はわかりにくかったという意見が出た。一方で、DICEからは「パーティーには行きにくい人がいたり、そういった形が合わないサークルもある。教室で新歓活動が行えない場合は立候補を辞退したい」といった意見や、スペイン舞踊部からは「テレビなど教室にある備品を使いたいサークルもあり、体育館では電源も含めその確保が難しいのではないか」といった意見も出された。
 会議は、第2回目の日程と、30日に参加団体も出席する総会を開く予定であることを決定し終了した。なおSFC CLIPはメディアとしての性質上、運営団体として参加することは出来ないが、受験生の購読者が多いこともあり、Webページの制作に関して協力する準備があることを報告した。
 
※会議詳細(ログより抜粋)
■新歓実の役割について
・教室使用が恣意的にならないよう、手続きを一括することで公平を保つ
・教室のほか、ステージ、芝生、オメガ館、シータ館、テニスコートの調整
・BBQに関しても、機材やガスを一括して管理する
■パンフレットについて
・新入生全員に無料配布している
・費用は約60万円、1500部
・文章を中心にしてコストカットすることも出来る
・個人情報に配慮して新入生のみに配っている