2024年度入学式が4月1日に挙行
1日、日吉記念館にて2024年度入学式が行われた。先月25日に行われた卒業式と同様に、全学部一斉開催で新入生の家族も2人まで来場できるようになり、制約があった昨年度の入学式よりもにぎわいが見られた。
SFC3学部には、総合政策学部に385名、環境情報学部に413名、看護医療学部に100名の合計898名が入学した。
塾長式辞「社会の手本として、応援される人間に」
伊藤公平塾長は、式辞の冒頭で「気品の泉源、智徳の模範」や「全社会の先導者」といった「慶應義塾の目的」をすべての新入生が共有すべき目標として紹介した。その後、塾歌の2番の歌詞の「わが手に執れる炬火(かがりび)は 叡智(えいち)の光あきらかに ゆくて正しく照らすなり」という部分を引用して、理想を追求するためには常に心に炬火をたき続けなければならないと述べ、今後塾歌の2番を歌うたびに、本日の入学式での決意を思い出してほしいと語った。
最後には、慶應義塾において絶対に許されないことは他人の尊厳を傷つけることだと注意喚起をし、「自由を謳歌しながらも、社会の手本となり、広く一般から共感され、応援される人間として羽ばたいてください」と述べて式辞を結んだ。
なお、塾長式辞はライブ配信がYouTubeにアーカイブされている。
新入生代表はSFC中高出身の鈴木夕貴さん(法1)
慶應義塾湘南藤沢高等部出身の鈴木夕貴さん(法1)が新入生代表として入学の辞を述べた。福澤諭吉の教えである「実学の精神」などに触れながら、大学生活の抱負を堂々と語った。
入学式後は應援指導部によるパフォーマンス!
入学式後には毎年恒例の慶援指導部による新入生歓迎パフォーマンスが行われた。
早慶戦の得点時に歌う「若き血」や、神宮球場の雰囲気を再現した「突撃のテーマ」や「シリウス」などの応援歌メドレーに合わせて新入生も手拍子を送った。
日吉記念館は大部分の席が埋まる
先月25日に行われた卒業式と同様に、入学式も日吉記念館で全学部一斉で行われ、新入生の家族も2名まで来場できるようになった。新入生やその家族、卒業50周年の招待塾員が日吉の丘に集まり、日吉記念館の大部分の席が埋まった。入学式後には、日吉記念館前で新入生が家族とともに記念撮影をする姿も多く見られた。
今年はマスクの着用に関する制限もなく、大学生活に期待を寄せる新入生の生き生きとした表情が日吉の丘にあふれていたのが印象的だった。
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